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2004年04月02日

茶色の朝

水沫日記(みなわにっき)その1さんが書いていた「茶色の朝」が今日Amazonから届いたので読んでみました。
「なんだか変だけどまあいいか」とやり過ごし、それなりに飼い慣らされているうちに、世の中がすべて茶色になってしまい、その「茶色の朝」の恐怖がとうとう「俺」の家にもやってくる…という寓話。お勧めの一冊です。

フランスの極右が台頭して選挙が危なくなって来た時に(つい最近の話しですね)、多くの人に読まれて政治の流れをも変えた1冊だそうです。

しっくり来るというより、今の日本そのもの、まさに私たちの事を表している感じがします。
黙っていないで立ち上がれと声高に言っている訳じゃなくて、淡々と日常を書きつづっており、それだけに我々は容易に自分の身を置き換える事が出来ます。

「仕方がない」「まあいいか」と結局いつもやり過ごしていないか。
「妙な感じ」がしても、何故なのか考えることをしないでいやしないか。
思い当たる節ばかりです。日本は茶色に染まりつつあります。

惜しむらくは、元々1ユーロで広がったこの本が、日本でももっと安価に入手出来たら…と思いました。でも是非買って読んで下さい。
ちぇしゃさんのblogで紹介されてたのですよね。忘れてた。ごめんなさい。

Posted by mugen at 2004年04月02日 23:08 | TrackBack
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Comments

トラバさせていただきました。
けっこう有名なんですね。
私も、ブログを見て読んだ一人ですが。

ヨーロッパだと1ユーロなんですね。
こういう本は、そうやって配られるべきですよね。
せめて、学校の図書室なんかにはぜひ備えて欲しいと思います

Posted by: freeplanet at 2005年10月25日 11:09

トラックバック光栄です。
改めて検索してみると、いろいろなブログで話題になっていたのですね。知らなかった……。

「日の丸・君が代」に関して「歌くらいどうでもいいじゃないか、従っておけば」という意見を目に
するのですが、そのたびに『茶色の朝』を思い出します。

Posted by: 山辺響 at 2004年04月05日 16:15
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