読売新聞は取っていないので知らなかったのですが、「佐波川のうた」を読んでからYOMIURI ONLINEの社説を読んでみました。
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20040528ig90.htm
この社説では今回の日本人ジャーナリスト襲撃事件を、前回の3名の人質事件とは異なり、よくあることで、特異な事件ではないと葬り去っているように見えます。
たかだか原稿用紙2枚程度の文章中に否定的な言葉がこれほど詰め込まれているので、余計目立っています。
普通のことにしてしまっていい話しなんでしょうか。読売さん。
あなたがた大手のジャーナリストが弱腰で政府の勧告をへへーと聞いて撤退してしまったイラクでの話しですよ。
今一体だれからニュースを得ているんでしょうか。
邦人が海外で死んだ事をそれほどまでに普通のことにしたいのは何故ですか。
たちの悪い冗談もいいかげんにしないと。
ことさらに前回の人質事件を持ち出して、「家族が自衛隊のイラクからの撤退を掲げ、政府に政策変更を要求したことが、無用な混乱を招いた」とは何を意図する文章なのでしょう。
自衛隊のイラク派遣と襲撃事件との因果関係をどうこう言うつもりはありませんが、自衛隊がイラクに派遣されなければ、これほどイラクの人々の対日感情が悪化する事もなかったという意見には賛成です。咋夜の「朝まで生テレビ」でも体制側の人間ですらそれを肯定していました。
リカービ氏も小泉さんと会談した時に警告しているはずです。
このような形でメディアが政府にすり寄った態度ばかりを取り始め、世論が操作されていくのは大変怖い事です。
Posted by mugen at 2004年05月29日 11:57 | TrackBackどうもウチのブログを訪れる人がいるなぁ、ほとんど訪ねる人はいないはずなのだが、と思ったら、閑話休題さんがトラックバックしてくれていたのですね。
閑話はこれくらいにして・・・
本当に読売さんの社説には目が点でした。「うた」にも書いたけど、徹底して「お上にたて突く輩を排除」という社命が感じられるのですが・・・。ナベツネさんの訓示でもあったのだろうか(謎)
>MHさん
ありがとうございます。まともな文章に出会ってほっとしました。
さっきたまたまこういうのを読んだところだったのでリンクを張っておきます。
http://www.asahi.com/column/aic/Mon/d_drag/20040531.html
Posted by: MH at 2004年05月31日 15:28少し前のニューヨークタイムズにて、日本の記者クラブと官僚の癒着が痛烈に批判されてたそうです。危なくなった4月に、当時サマーワに居た記者10人を自衛隊の輸送機でクエートまで送りながら、拉致された3人には航空運賃を請求する…、その整合性の無さと不正義について。
また、その結果、危ないサマーワの現状を日本のメディアが伝えることが無くなり、自衛隊派遣の法的根拠を裏付ける形になってると…。
そして、日本の記者クラブは危ない橋を渡らず、今回事件に巻き込まれた方々のような志のあるひとが犠牲になってしまいました。
記者クラブを筆頭に大手メディアはいったい何をやっとんじゃ!
Posted by: おおたに at 2004年05月29日 12:52