北九州の響ホールで開催された第30回九州ギターフェスティバル・第15回JGA音楽祭へ行ってきました。
九州ギター音楽協会は50周年。
その記念行事として、今回JGA音楽祭を誘致し、ドッキング。
JGAというのはクラシックギターの業者さんたちで作る組織です。
12時からは九州ギターフェスティバル。
福岡、佐賀、熊本など九州内の合奏団とゲスト演奏。
メンバーの年齢幅が広い合奏団が多くなりました。
■ドリーム福岡
年齢の高い女性だけで構成されたアンサンブル。マイペースで楽しそうな練習風景が目に浮かびます。
■熊本ギター合奏団
九州でも最古参の伝統ある合奏団は、相変わらずのダンディな黒いタキシード。熊本で病気療養中の重鎮、西野博氏編曲、H.パーセルの組曲第二番は秀逸。今売り出し中の若手やプロが何人も入ってきっちり演奏。さすがです。
■大分市民合奏団&カスティーリャ・ギターアンサンブル
楽しい選曲で元気なサウンドを聞かせてくれました。人数も20名以上となると落ち着いて聞けますね。
【九州ギター音楽協会創立50周年顕彰】
■「永久名誉会員」の称号と記念品授与式。
西野博氏(お嬢様が代理)と橋口慶二氏
九州のみならず、日本のギター黎明期を支えてこられた方々を表彰です。
挨拶する橋口慶二氏と後は西野氏の代理で来られたお嬢様。
【ゲスト演奏の部】
■池田慎司
ラテンのリズムで元気いっぱいの若者らしい撥剌とした演奏。秋にCDリリースを予定しています。彼もすごくうまくなった。
■澄川孝子(ソプラノ)&中野義久(19世紀ギター)デュオ
何度も聞いていますが、やはりいいですね。ギターオンリーのプログラムの中でただ一つのソプラノ。ホッとさせてくれました。19世紀ギターがしっとり伴奏も良かった。
■ルベックギターソサエティ
新堀編のさくら変奏曲。全体的にテンポがゆっくりでしたが、そつなくこなしていました。
■佐賀ギター合奏団
こちらも2団体の合同演奏。フェスティバルの最後を飾る大所帯。にぎやかで、しかもまとまった響きを聞かせてくれました。
【JGA音楽祭】
ちょっとおくれて3時前から始まったJGA音楽祭は国内有名コンクール昨年の覇者による演奏&特別ゲストで福田&フェルナンデスのステージ。
■徳永真一郎
フレーズごとに気が抜けて、やや元気が無い感じもしましたが、そういうスタイルなのでしょう。もっとドライブ感を持続させて欲しい感じ。しかし指がよく動く人ですね。まだ高校生ですから将来楽しみ。
■大宮洋美
新堀系の2世ギタリスト。複弦チェンバロアルトギターとアルトギターによる演奏。ニイボリ・リズムメソードも取り入れ、独自のワールドを展開しました。型?がびしっと決まります。一般にはとてもウケがいいだろうと思わせました。他の出演者とはコンセプトが全く異ります。
■松田弦
外見の雰囲気どおりの演奏をする人(笑)。技術力は持っているようですが、ちょっとインパクトが弱いかな。
■近藤史明
九州からの参加。落ち着いて確実な音と技術を見せてくれました。彼もうちのコンクール(山口ギターコンクール)の覇者ですが、さらにうまくなった。真摯な感じで好感。ひいき目でしょうか。九州は負けとらんばい!
■福田進一&エドゥアルド・フェルナンデス
尻上がりに盛り上がっていく様は、さすがです!若いものには負けられへんで!という気迫が見て取れる大御所二名のステージが最後を飾ります。
遊んでいるようにも見えるアンサンブルですが、見せ場が随所にちりばめられています。
プログラムには無かった武満作品福田リメーク版(元は合唱の曲)で、大きなホールでは初公開という二重奏曲「さくら」もあって、ちょっと得した気分。まさに武満サウンドでした。
デュオとソロを織り交ぜながら、長丁場の最後でも飽きさせない進行。
残響時間のかなり長い音楽専用ホールなので、ホールの特質を理解した演奏でないと、細かいフレーズが残響に消されてしまいます。ベテランと若手の差はこの辺にも現れます。
ステージ上では良く聞こえている(らしい)のですが、客席では早いアルペジオは全部つぶれて聞こえます。福田さんはやはりランクが違いました。一番音が通っていましたね。
【見本市】
ロビーで同時に行われていた見本市も大にぎわい。
私は九州が長かったので、こういう催しはいつも、知り合いを見つけて同窓会のようになってしまいます。打ち上げまでむりやり参加させてもらって帰路につきました。
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竹で出来たギター
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森岡社長こっち見て!
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打ち上げで挨拶するJGAの荒井史郎氏(ARIAの社長さん)
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左より澄川さん、福田さんと私
>ぐろりんさん
リンクありがとうございます。なんぼでも張って下さい。
お互いに刺激しあって楽しい催しを続けて行けたらいいですね。
>MHさん
コメントありがとうございます。
九ギの方は中野氏、JGAと見本市の方はフォレストヒルさんが担当で、頑張っておられました。
私はただの客で、面倒かけるばっかりでした。
ほう!九州にもこの様な催しあったのだ?!と思いながら見てみたら、こっちの方がだんぜん規模が大きいし、歴史もある。なんせゲストに福田進一とは・・・
大阪も2年前からアマチュアのアンサンブルのフェスティバルが開催される様になって、最近はそれに参加するのが、もっぱらの楽しみとなりつつある私ですが・・・大阪も九州に続け!
ところでこのサイト、人様のサイトのリンクから飛んでくる有様で少々面倒くさいので誠勝手ながらリンク貼らして頂きました。不都合ございましたら、連絡下さい。では。
Posted by: ぐろりん at 2004年07月26日 19:06九ギ協50周年なんですね。フェスティバルも第30回ですか…私も九州を離れてずいぶん経つので懐かしいです。盛会のようで何よりです。
Posted by: MH at 2004年07月26日 16:52