ラジオ深夜便(NHK第一&FM)
http://www.nhk.or.jp/radiodir/pro/shinya.html
12日深夜1時~
インタビューシリーズ「私の戦後60年」第2回
随筆家の岡部伊都子(82歳)を聞きました。
このシリーズ、とてもいい企画です。こういう番組を作るNHKなら受信料だって払いたい。
深夜でなければもっといいのですが。第一回を聞き逃したのは残念。
戦争を知らない世代の方は(ブロガーならほとんど当てはまりますね)是非こういう番組を聞いて欲しいと思います。
以下は、このインタビューで印象に残った事を書き連ねているだけで、文章にはなっていません。悪しからず。
---以下覚え書き---
この戦争は間違っていると公言し、「天皇陛下のために死ぬのはいやだ。国のためとか、君のためなら喜んで死ねる」と言った岡部の婚約者、邦夫が戦地(中国)へ赴き、抗日部隊の指揮官を斬り殺してしまった現実を、邦夫からの手紙で知る岡部。これが戦争の現実なのだと思う。
その後邦夫は沖縄に転戦し、守備隊に配属。米軍の艦砲射撃によって両足を失い、足手まといになるくらいならと自決して最期を迎える。
病弱だった岡部は母の計らいで婚約することが出来、一度だけ2人で歩いた心斎橋。手を繋ぐことも許されなかった時代。2人で食べたスイカの汁が飛んでしまったことまで、今でも鮮明に覚えている岡部。あの時代にあって、戦争を嫌った婚約者を心から尊敬し、愛し続けてきた岡部。
幼稚園、小学校と皇国思想を植え付けられてきた自分。旗を振って邦夫を送り出した事が、その後の岡部に大きな影響を与える事になる。自らを「加害の女」と呼び、一生悔やみ続ける人生。
なぜあのとき逃げなかったのだろう。自分の心の赴くままに。たとえ牢に繋がれようと、その方がそれだけ良かったか。邦夫さんは死なないで済んだのに。
そんな時代に今又向かっている事を感じている岡部。どうしてもっと世界中がお互いのことを愛し、慈しみ合って生きてゆけないのだろう。
若い人には自分の心に忠実に生きて欲しいと願う。
---ここまで---
古屋和雄アナウンサー、インタビュアーとしてはあるまじき事ですが、涙を隠せなかったようです。
はじめまして。この企画素晴らしかったです。ただ、再放送も何種類か聞きましたが、少しずつ編集が行われておりました。放送時間帯によって、リスナーの人数が異なりますので、リスナー数が多いほど、政府にとって都合の悪い情報はカットしていた印象でございます。
Posted by: なるほど at 2005年09月18日 01:29