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2005年08月08日

ビートルズ学講座「リバプールからすべては始まった」

Beatles学講座以前のエントリでご紹介したビートルズ学講座。今日からスタートです。
受講者20名の平均年齢は50を超えていそうな雰囲気。
休憩を挟んで2時間の講座で、お話しとビデオを交互に楽しみました。
今日のタイトルは「リバプールからすべては始まった」
リバプールは産業革命とビートルズ誕生で世界的に有名で、イングランド北限の港町。
この町がアイルランドへの玄関口である事はビートルズを語る上では大きなキーワードになります。このリバプールの歴史は、彼らの音楽と密接に結びついています。

アフリカから連れてこられた黒人奴隷がこの港町を経由していった。
そこにはブルースがあった。
黒人の音楽であるブルース、そしてR&Bからrock'n'roll(アメリカの白人のための音楽)に至るベーシックな音楽史は、押さえておかなければいけないポイントです。当然あの天才エルビス・プレスリーも登場。
4人各々の故郷リバプールに対する思いが、ビートルズアンソロジーで語られています。当時の映像ビデオを交えて勉強。
リンゴ・スター以外のメンバーの血にはアイルランドが入っています。ビートルズはアイルランドのバンドといっても過言ではないのだそうです。そのアイルランド系バンドを、これまたアングロサクソンとは相対するユダヤ系のブライアン・エプスタインがマネージして、世界を席巻していく。おもしろい組み合わせです。
そのころアメリカではアイルランド系最初の大統領であるケネディが登場している。アングロ・コンフォーミティ(同化主義)からマルチ・カルチャラリズム(多文化主義)へのターニングポイントとピッタリ一致しているんです。時代が彼らを呼び出したという事なんでしょうか。
講義の後半は、故郷リバプールを歌った歌の歌詞を講解。
ア・ハード・デイズ・ナイト、イエスタディ、ペニー・レイン、そしてジョンがソロになってからのウオーキング・クラス・ヒーローをそれぞれ俎上に上げて料理。
イエスタディは懐しいリバプール時代を歌っている歌って初めて知りましたよ。
このイエスタディが入っているアルバム「ヘルプ」は、世界中で大騒ぎされている彼らの、助けてくれよ!という叫びなんですよね。
文法解説もあって、何十年ぶりに英語の授業を受けている気分で楽しめました。
次回は初期のビートルズとその苦労に迫るそうです。

Posted by mugen at 2005年08月08日 23:50 | TrackBack
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Comments

Yesterdayの詞は、プロデューサーのGeorge Martinが「Paul McCartneyの母親のことを詞にした」と正式に述べていますが?

Posted by: JUN at 2005年12月24日 01:30

>ぐろりんさん
Yesterdayの「昨日」とは、リバプール時代を指すようです。
All my Troubleってのが、彼らがHelpと叫んだトラブルなんですね。
後半はラブソングになっていますが、それは隠れ蓑だそうです。

Posted by: mugen at 2005年08月09日 11:55

ビートルズがリヴァプール出身である事と彼らの曲くらいは知ってますけど、ここまで深く解説出来るほど知識はなかったなぁ・・・・リヴァプールの場所くらい知ってても、ならリヴァプールと言う街がどんな背景を持った街なのか?ビートルズ育ての親とも言うべき名マネージャーブライアンがユダヤ系であった事も初めてしりました。

そして何より歌詞の解説。ペニーレインはともかくイェスタディとア・ハード・ディズ・ナイトまでリヴァプールの曲だったなんて・・・・・いやぁ私も受講したかったわん。宇部までは遠いけど。。。。

Posted by: ぐろりん at 2005年08月09日 09:40
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