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2003年12月10日

一将功なりて万骨枯る

急に硬い話なんですけど。(12/12修整しました)
外交官2名がイラクで殺害され、遺体が空港に到着。川口外相が出迎えて弔意を述べている様子がテレビで放映されていました。その時、何故かこのシーンが最初で終わりのような気がしませんでした。テレビを眺めながら、これと同じシーンが又繰り返される映像がなまなましく脳裏をかすめました。川口さんの情けない顔と共に。どんな弔いの言葉も階級の特進も勲章も無意味に聞こえました。外交官の家族にとっては尚更でしょう。(片方の方は出身大学が私と同じです)

イラクの人も全然歓迎してないのに何故今派遣なんでしょうか?理解不能です。小泉さん、郵政大臣時代の発言と全く話しが逆になってます。人間、ポリシーがこれほど簡単に180度変わるもんなのでしょうか?
アメリカは石油の利権うんぬんで、意地でも戦争を止めないのと同じで、日本もやはり何か裏があるのだろうと思わざるをえません。何か無ければここまでバカを言えるはずがない。

ブッシュ大統領、あなたのせいで多くの兵士が死んでいます。大統領という職務は、そういう事に関して呵責の念を感じない神経を持たないと(神経を持ってないのかも)出来ない職務なのでしょうね。私たち庶民には想像も出来ない恐ろしいことです。小泉さんも遂にその仲間になってしまったようです。死刑のハンコを平気で押せる法務大臣も同様です。自分がハンコを押すことで人の命が失われることをどう考えているのか昔から聞いてみたかった。

小泉さん。あなたの一言で自衛隊員が死地に赴くかもしれないのですよ。もしそうなったら責任はどう取るのでしょうか。お金?
参考:神浦さんの軍事情報
今自衛隊員は、「オレは行かない!」と拒否する勇気も持たないといけないと思います。まさか逮捕されるわけじゃないでしょう。
現地にも日本国民の半数以上にも歓迎されていない派遣です。のこのこ出かけていってもしテロの犠牲になってしまったら悲しい事です。日本の将来、大きな流れがどちらに向かうかがかかっているのです。

自民党とどこが違うかよくわからない民主党ですが、今回は頑張って派遣反対キャンペーンを張ってください。他に頼みの綱に出来る勢力は今無いですからね。

一将功なりて万骨枯る

2003年12月17日

フセインの衝撃

よく見るとちょんまげ頭の金平茂紀記者(NEWS23でおなじみ)のレポートはなかなか味があって好きです。NHKのワシントン支局手嶋龍一さんも、テッシーと呼ばれて某掲示板で大人気ですけどね。
記者会見のとき歓声を上げた記者たちはどうも仲間を殺されたイラクの人たちだったようだとテレビで語ってました。

以下は金平記者の日記よりエドワード・サイードの言葉
12月14日(日)[サダム・フセインが捕まった日]

問題の核心は、もちろん帝国主義であり、正義と進歩の名においてこの世界からサダムのような悪党を除去するという、あの(最終的には陳腐な)勝手な使命感である。(「夢想と妄想」より 今年の9月16日付け 中野真紀子氏訳)

素人目にも、綿密に計画された会見と映像公開であったろうと思われました。
銃と、アメリカに捕まった時に飲む毒薬を常時携帯していたと言われるフセイン。なぜ捕まるより死を選ぶ英雄ではなく、惨めなネズミで捕まってしまったのでしょうか。
憔悴しきっていたのか、それともまだ何か野望を捨てていないのか。
逮捕後にフセインシンパの自爆テロで死者も出ています。拡大しないことを祈るしかありません。

02:22 | TrackBack

Mainichi INTERACTIVE ネットワーク
2003-12-16 ■住基ネット侵入実験 個人情報の改ざんが可能  住基ネットに対する長野県の侵入実験結果の全容が15日、分かった。自治体の庁内LAN(構内情報通信網)などを通じて、住基ネットのコミュニケーションサーバー(CS)や既存の住基システムなどに侵入し、事実上、支配下に置くことができた....
やはりというか、予想はしてましたが。

総務省は安全と言ってますが、無線LANを使って外からも侵入できたとする前の記事とは事実関係が喰い違ってますね。
まあ、いずれにせよ、穴が一個所でもあれば全滅なわけで、国が国内すべての端末を把握することは至難の技でしょう。物理的にその部屋の鍵を開けて侵入するという事が仮にあったとしても、それはクラッキングの基本です。パスワードが漏れてしまう一番大きな理由の一つは「知り合いから聞き出す」ですからね。一昔前には、ご丁寧にユーザー名とパスワードを書いた紙がディスプレイの前に貼ってあるなんていう光景を良く目にしました。さすがに最近はそういうことは無いと思いたいですが。

原発でもそうですけど、「絶対安全」などという、誰が見てもおかしい文言を平気で使うってのは、逆に欠陥隠しのようにも見えてばかばかしくなります。

21:01 | TrackBack

2003年12月20日

白いリボンの輪

神浦さんのJ-RCOM
 先日、自衛隊のイラク派遣を推し進める人(外交評論家)が、「自衛隊がイラクに行けば危険な目にあうことはわかっている。派遣された自衛隊が十分に武器を使いない事も知っている。それで死者が出る可能性が高いことも理解している。しかし実際に行かなければ国民にはそれがわからない。自衛隊員に戦死がでれば、法律を改正して戦えるようにすればいい。それで日本は普通の国に変わることができる。どこでも戦争ができる普通の国だ」と私に語った。
もしこれが本音だとすると…なんと恐ろしいことでしょう。 人の命は地球より重いって、一体どういう場面で使えばいいのだろう。 日本国内でのテロの可能性もとても気になっています。

もっと皆声を上げないとまずいことになる。

トップページにイラク・ボディ・カウントと、坂本龍一氏による白いリボンを張ることにしました。このへんに配布方法などがあります。
少しでも輪が広がればいいけど...と思います。
併せて一日も早くこれらのバナーを外せる日がくるように祈ります。
戦いの記憶が日一日と薄れてゆく日本。戦争を知らない私たちでも、出来ることは小さな事からやっていこうと思います。

04:10 | TrackBack

2003年12月21日

サマワで自衛隊が被爆の可能性

番組紹介:劣化ウラン戦争の恐怖を告発
劣化ウラン戦争の恐怖を告発 テレビ朝日・サンデープロジェクト
これはもうリンク先を見ていただくだけでいいでしょう。 「米国が隠すイラク戦争」のビデオとCDが勝手に広がるキャンペーン というページも参照下さい。
14:06 | TrackBack

日本企業イラク核開発に関与?

viewz: 【イラク利権に関わる企業のリスト】
【イラク利権に関わる企業のリスト】 ■LA Weekly: News: Made in the USA, Part III: The Dishonor Roll マイケル・ムーアのメッセージでリンクされていたサイトの記事。1980年代からイラクに事業展開しているアメリカ企業についての詳細なレポート。この記事がすごいのは、一部政府系機関も含まれるその長大なリストにある企業団体それぞれに対して、その利権の概略が説明されていることだ。 --略-- JAPAN: 5
野中英紀さんのviewzに上のようなポストがありました。 これに関連するのかどうかわかりませんが、 ここ
日本:ファナック(A)、浜松ホトニクス(A)、日本電気(A)、Osaka?(A)、和井田製作所(A) (A)はAtomic weapon programをのことです。
というデータがあり、元ネタはこのへんではないかと思われます。

元ネタがドイツ語のため、私にはよくわかりませんが、日本企業で、しかもイラクの利権どころか核開発に関与していた疑いのある企業名ということらしいので、これだけでも大問題になるのではないかと思います。

翻訳をされた竹野内真理さんという方は

ある国が大量破壊兵器の所持の疑惑を掛けられる前に、その大元を作り出し、金儲けをしている会社は、リスト化され、世間に知られるべきです。ましてや、今イラクへの戦争危機が高まる中、このように直接関与している日本企業がそのまま見過ごされて言い訳がないと思います。是非この情報を広めてください。マスコミの方、どなたか書ける人はどんな媒体でも良いので書いて頂けないでしょうか?

と書かれていますのでご紹介します。

私はこれ以上の掘り下げ、信憑性に関しての検証は出来ないので、単なる情報の一つということで読んで下さい。

22:26 | TrackBack

2003年12月30日

暮れのご挨拶と憲法九条不戦の誓い

私たちが日頃お世話になっているS氏のお宅に、暮れのご挨拶に伺いました。
大阪から郷里下関に帰って、ギター教室を独立して始めた頃から現在まで15年以上、私たち夫婦DUOのファンと公言して演奏会などを主催してくださったり、とてもお世話になっている方です。
S氏のパソコン指南は私の役目なので、ワイフがS氏婦人と話している間に私は書斎へ向かい、ひとしきりPCの調整が終わってリビングへ戻ってくると、婦人曰く「平和のコーヒー」なるものをワイフと一緒に飲んでおられました。アフリカのどこか、軍隊など無い平和な国から来たコーヒーだというので注文したのだとか。私も頂戴しましたが、ほろ苦い味がしました。

終戦間近、S氏婦人が小学生の頃、彼女の父親にもとうとう赤紙が来たそうです。その時彼女は、「戦地で使い物にはならない父にまで赤紙が来るなんて、もうこの戦争はおしまいだな」と思われたそうです。

そして終戦。
彼女と友人たちは、どこからか憲法九条の全文を入手して読み、意味がわかると狂喜乱舞して喜び、皆で丸暗記したそうです。学校の先生も「日本はもうこれで二度と戦争に手を貸す事のない平和な国になったんだよ」と諭し、皆で喜びあったとか。
それが今は一体どうなってしまったのでしょうか。そのときの誓いは何だったのでしょう。
私たち戦後派には想像も付かないほど、戦中戦後を経験してきた方の言葉には重みがあります。私たちはなんとかしてこれを次の世代に伝えなければなりません。
老いてなおパワフルなご夫妻にエネルギーをいただいた暮れの一日でした。

1947年に発行され、全国の中学生が一年生の教科書として学んだ「あたらしい憲法のはなし」(文部省)

 みなさんの中には、今度の戦争に、おとうさんやにいさんを送りだされた人も多いでしょう。ごぶじにおかえりになったでしょうか。それともとうとうおかえりにならなかったでしょうか。また、くうしゅうで、家やうちの人を、なくされた人も多いでしょう。いまやっと戦争はおわりました。二度とこんなおそろしい、かなしい思いをしたくないと思いませんか。こんな戦争をして、日本の国はどんな利益があったでしょうか。何もありません。ただ、おそろしい、かなしいことが、たくさんおこっただけではありませんか。戦争は人間をほろぼすことです。世の中のよいものをこわすことです。だから、こんどの戦争をしかけた国には、大きな責任があるといわなければなりません。このまえの世界戦争のあとでも、もう戦争は二度とやるまいと、多くの国々ではいろいろ考えましたが、またこんな大戦争をおこしてしまったのは、まことに残念なことではありませんか。

そこでこんどの憲法では、日本の国が、けっして二度と戦争をしないように、二つのことをきめました。その一つは、兵隊も軍艦も飛行機も、およそ戦争をするためのものは、いっさいもたないということです。これからさき日本には、陸軍も海軍も空軍もないのです。これを戦力の放棄といいます。「放棄」とは、「すててしまう」ということです。しかしみなさんは、けっして心ぼそく思うことはありません。日本は正しいことを、ほかの国よりさきに行ったのです。世の中に、正しいことぐらい強いものはありません。

もう一つは、よその国と争いごとがおこったとき、けっして戦争によって、相手をまかして、じぶんのいいぶんをとそうとしないということをきめたのです。おだやかにそうだんをして、きまりをつけようというのです。なぜならば、いくさをしかけることは、けっきょく、じぶんの国をほろぼすようなはめになるからです。また、戦争とまでゆかずとも、国の力で、相手をおどすようなことは、いっさいしないことにきめたのです。これを戦争の放棄というのです。そうしてよその国となかよくして、世界中の国が、よい友だちになってくれるようにすれば、日本の国は、さかえてゆけるのです。

みなさん、あのおそろしい戦争が、二度と起こらないように、また戦争を二度とおこさないようにいたしましょう。

01:33 | TrackBack

2004年01月06日

劣化ウラン「知られざるヒバクシャ」

劣化ウラン弾湾岸戦争の後、中国新聞(広島)田城明記者が米国、英国、イラク、ユーゴスラビアなどを訪れ、詳細なレポートをしています。戦場のみならず、劣化ウラン弾製造工場周辺や、軍事施設でまき散らされたちりや廃棄物が、いかに周辺住民を悩ませているか、それを米英政府が隠蔽し、認めようとしない実体も浮き彫りになります。
湾岸戦争では約九十五万個(劣化ウラン約三百二十トン分)が使われました。これは必見です。

万一にも国会で自衛隊の「恒久法」法案が通ってしまうと、隊員は交代するにせよ、かなりの長期滞在となるでしょうから、被爆もより可能性が高い話しとなってくるでしょう。劣化ウラン(U238)の半減期は45億年で、体内から排出されるまでの期間は理論的二万四千年かかるそうです。戦場で被爆した兵士や医者が母国へ帰った後の家族(奥さんや生まれてくる子供)への二次被害もレポートに上がっています。記事中に「スローな死」と表現されていますが、恐ろしい兵器です。敵味方なく、又遺伝子にも影響を与える「無差別相互確証破壊兵器」という表現も。
サマワでオランダ軍が発見した劣化ウラン弾に対してオランダの軍要員労働組合連合が懸念を表明したとのニュースがありましたが、さて自衛隊は如何に?もし自衛隊員が被爆した場合はどうなるのか。
現行法では事故扱いという話しも聞きましたが、真偽のほどはわかりません。
ジャーナリスト森住卓さんのサイトでは最新サマワ情報、劣化ウランの情報も見ることが出来ます。一部目を覆いたくなる写真もありますので、気をつけて。
NO・DU(劣化ウラン弾禁止)ヒロシマ・プロジェクト
http://www.nodu-hiroshima.org/
劣化ウラン研究会
http://www.jca.apc.org/DUCJ/index-j.html
砂漠の嵐の小さな犠牲者
http://www.geocities.com/Tokyo/Towers/7869/tvds00.html
劣化ウラン戦争を許すな!のページ
http://www.jca.apc.org/stopUSwar/DU/stop_du_war.htm
田中 宇さんのイラク日記(7)劣化ウラン弾の町
http://tanakanews.com/d0204iraq.htm

2004年01月07日

自衛隊は自衛隊

自衛隊のイラク派遣に関しての最近のBLOGを眺めていると「自衛隊はすでに軍隊である」という論調が多くなってきました。
派遣賛成論、自衛隊=軍隊論の方はそれが当然でしょうが、派遣反対論を展開している人までもがこういう書き方をすると、揚げ足を取られかねないなと思いました。

おまえは反対しているが、すでに軍隊と認めているじゃないかと言われかねません。
もちろんそういう意味で使っているのではないとしても、あくまでも自衛隊は自衛隊と呼び続ける必要があると思います。Self-Defense Forceであらねばならないでしょう。

以前NHKで自衛隊誕生秘話みたいな特集がありました。
終戦当時の陸軍、海軍、海上保安庁、そしてアメリカ政府の人たちが会談を行い、極秘裏に自衛隊を作り上げていったという話しでした。最後まで抵抗したのは海上保安庁の担当者。
警察の延長として存在すべきという提案は却下され、最終的には海軍主体の現在の自衛隊ができ上がったというような内容だったと思います。今でも海上自衛隊の儀礼は旧日本海軍のものと同じだそうです。(うろ覚えなのでかなり嘘があるかもしれません。突っ込まないでください)
最初から多くの矛盾を抱えたままの誕生だったわけですね。

04:46 | TrackBack

2004年01月08日

イラク派兵に反対する意思表示:アクション111

アクション111-公式ページ-

action111.jpg

2004年の1月11日、午後1時11分(1.11-1.11)ちょうどに、自分がいるその場所で、イラク派兵反対の意思表示として、いっせいに何か「音」をたてましょう(1分間)というアクション。
発起人は
上原公子(東京都国立市長)
佐高信(評論家)
山口二郎(北海道大学教授)

イラク派兵は100%憲法違反です。9 条改憲に反対する人はもちろん、反対していない人も、ぜひ参加してください。

▼アメリカ追随のイラク派兵は、エスカレートする「解釈改憲」の極み。主権者(国民)無視、法手続き無視のこうしたやり口を阻むという一点で、この際友だちとも不仲な人とも一緒に意思表示しちゃいましょう。

▼1 月11 日、午後1 時11 分(1.11-1.11)ちょうどに、自分がいるその場所で、イラク派兵反対の意思表示として、いっせいに何か「音」をたてましょう(1 分間)。太鼓やカスタネットの楽器を使ってもいいし、フライパンやしゃもじなど身近にあるものでもOK 。手を叩いたり、声を上げたりするのもいいかも。住職や司祭、牧師さんらにお願いして、お寺や教会の鐘を鳴らしてもらうというのもいいですね。

▼全国一斉の同時行動です。あなたの場所で、あなたのスタイルで思いを表現しましょう。
京都でも、集まって音をたててアピールしてみようと思います。楽器・鳴り物など、音の出るものを持ってきていただけるとgood です。

▼このアクションはイラク派兵に反対する人ならどなたでも参加自由。どの組織、どのグループに属していようがかまいませんし、無所属・無党派の方々の「個人参加」も、もちろん大歓迎。できれば、手づくりのプラカードや横断幕などを持参してください。

チラシ(pdfでダウンロード可)の最後に吉永小百合さんの自筆文が。
実は小百合ファンなのです。私。
原爆詩の朗読をライフワークにされています。
11日は自宅にいるので、本業のギターをかき鳴らすことにします。
昨年4月、私の住む下関でイラク戦争反対「No War Concert」というイベントを開催した事があります。
自分たちの出来る事で戦争反対の意思を表明しようという主旨でしたが、その時に比べようもないほど身近に危機は差し迫っていると思います。

00:20 | TrackBack

2004年01月09日

サマーワの劣化ウラン弾汚染

劣化ウランによりイラクの街が「高放射能汚染地帯」に
イラクにおける今回の戦争では、91年湾岸戦争の時のように砂漠を中心とした地域ではなく、主に人口密集地域の都市部で放射性の武器が使用された。占領参加国の英国、ポーランド、日本、オランダの兵士と共に、イラク人も何百、何千人もの規模で重大な被害を被ることになるだろう。慢性疾患、障害、長期にわたる就労不能、遺伝子の先天性異常の本当の被害程度は、十年もの間、外見上明白にはならないだろう。
低気温のエクスタシーbyはなゆーさん、貴重な情報をありがとうございます。これが事実だとすると非常にまずいですね。 早速TUP速報のMLに私も入りました。

日本政府はこの事をどこまで把握しているのでしょうか。
また、派遣される隊員たち、その家族はどこまでこの情報を知っているのでしょう。
帰国後、隊員やその家族をも蝕む可能性がある劣化ウランの放射能に対して、どうやってその因果関係を証明出来るのでしょう。ナントカ症候群ではすまされません。
米政府がすでに知らぬ存ぜぬに徹して隠蔽していることは、多くの証言で明らかですね。

2004年01月10日

寓話:二本山の兄弟犬

kyoudaiken
興味は持っていましたが、ようやく読む時間が取れたので、読んでみました。
イラクに派遣される自衛隊員の兄を持つDoXさんが、彼のBLOG(Negative Stories)で公開した寓話「二本山の兄弟犬」(2003年12月16日)

あるイラク人から日本人へのメッセージ「どうか、私たちの敵にならないでください」
このメッセージに、返事を書いてみようとした。
こんな始まりだったそうです。

私も含め、多くの人が共感を寄せています。おざなりな感想は書けません。
まだの方は読んでみてください。
シンボルマークはぴぴさんからいただきました。

「二本山の兄弟犬」英訳プロジェクトも進行中。
http://ch.kitaguni.tv/u/917/special/0000031007.html
連絡用掲示板
http://bbs.infoseek.co.jp/Board08?user=tankatanka

以下もご紹介。

【バーチャル平和の鎖】和の国の里長・小泉純一郎様あて公開書簡のトラックバック係留所 : 低気温のエクスタシーbyはなゆー -北国tv
というわけで、ここに「太い柱」としてのトラックバックくくりつけ用スペースを設置しました。小泉総理への公開書簡を書き上げた方は、ぜひトラックバックしてくださいませんか?「チャンネル北国」以外でウェブログを開設している方からのトラックバックももちろん大歓迎です。

追伸:
1月22日、英訳が完成したとのことです。
http://ch.kitaguni.tv/u/917/special/0000041826.html

2004年01月11日

今日はACTION 111の日

公式サイトからチラシをダウンロードして、知り合いに見せたりしました。
公式ページでは新たに当日配るチラシが公開されています。
時間が足りず、数人しか賛同をもらえませんでしたが、1時11分に何か音を出してくれるでしょう。

たった一人だったとしても、ただ考えているだけではなくて、実際に何かアクションを起こすということが大事だと思います。
すでに決まってしまった事なので、しかたがないというような論調のBLOGをいくつか見ました。でもその考えには賛同できません。
忘れないで考え続け、主張し続ける事が大事なのではないでしょうか。
米軍の核持ち込み問題でも同様ですが、既成事実化されて(それが狙いなのですから)、いつの間にか誰も議論しなくなってしまうということは避けなければならないと思います。
2004年1月23日
公式サイトのURLが変更になりましたので、リンクを張り替えました。

2004年01月14日

憲法9条にまさる法規

金平茂紀さん「ホワイトハウスから徒歩5分」より

01月08日(木)[憲法9条とイラク自衛隊派遣]
現在の日米両政府のなかでは、憲法9条にまさる法規がある。それは、日米安保条約である。この現実を後世の日本人はどのように考えるのだろうか。
最後の一文が効いてますね。

JNNだったかの世論調査ではイラク派遣賛成のほうが反対を上回ったと。
諦観でしょうか。わかりません。
この微妙な変化を分析してる人はいないかな。
下手すると反対論が空回りし出す可能性がなきにしもあらず。今後は戦略も必要になってくるかも。

2004年01月16日

坂本龍一氏からのメール

「戦争などしている暇はないはずなのですが。坂本龍一」

viewz の野中英紀さんから紹介された Snakeman Show 桑原茂一さんの日記/BLOG に坂本龍一さんからのメールが紹介されています。

SnakemanShow: 桑原茂一日記23
今朝、教授(坂本龍一)から緊急メイルが届いた。
みななさんにぜひ読んでほしい。

久しぶり、坂本です。
もう目にされている方もいるでしょうが、念のため送ります。
本当に今すぐ何とかしなければならないと思います。
戦争などしている暇はないはずなのですが。

坂本氏の写真が大きいので開いてもそこには本文が見えません。下の方にぐりぐりスクロールしてください。メールが読めます。追記:(今は修整されているようです)

ネタ元として…
国際調査報告「地球温暖化で2050年までに全生物種の4分の1が絶滅」

それにしても武器輸出三原則で思わず本音が漏れてしまう石破防衛庁長官はなんとかして欲しいです。品位なしだそうです。

神浦さんの最新情報
 昨日、空挺団で石破長官の訓示を直接聞いた。まったく品位を感じなかった。自分に都合のいい話だけを持ってきて、並べただけの話で無能ぶりがわかった。こりゃダメだな。

03:33 | TrackBack

2004年01月18日

自衛隊は自衛隊2

センター試験一日目が終わり、受験生の親としてなんとなく気がかりです。
生活もいつも通り。平常心で試験に向かっているようなので、きばって「がんばれ!」とも言わないで済んでいるのは幸せなことです。結果はどうあれ…

ずっと気になっている事があります。
ここのところ、いくつかのBLOGで気付いて書いている人がいますが、自衛隊のイラク派遣問題と、イラク戦争自体の批判がごっちゃになっているのではないかという意見。これには私も賛成です。

書かれている事に対しての納得は出来るのですが。

自衛隊は軍隊であるというムードが世論を支配し始めています。
派遣反対論の人でも自衛隊は軍隊だと言い切ってしまってる人がかなりいます。

世界トップレベルの装備を誇る事実がどうであれ、これまでは専守防衛、平和憲法の下で、表だって軍隊であるというような事を為政者側としては口が裂けても言えませんでした。言ったが最後激しい批判が噴出したはずです。それが今変質しつつあります。
今、派遣ではなくてこれは派兵だという視点で反対してしまうと、軍隊であるということを認めた上での反対になってしまいます。それこそが、憲法超え派兵、自衛隊の軍隊化(今は軍隊ではないはず)、輸出三原則見直し、憲法改定等々の、今のうちにやっちゃえー!的なし崩し路線、そのような世論操作の手助けをしてしまう可能性があるんじゃないかと思うのです。
反対論は、自衛隊は軍隊ではないということに徹底的にこだわり続ける必要がありはしないでしょうか。
共産党までもが自衛隊を認めてしまうし(最悪です。離反党員が増えると思います。社会党と同じ末路です。)、自衛隊に黄色いリボン。千人針の提案までどこかで見ました。全く歯止めが無くなってしまって坂道を転がりだしていってることに強い危惧の念と恐怖感を抱きます。

イラク戦争に反対する理由
自衛隊の派遣に反対する理由

この2つは切り離して議論すべきだと思います。

坂本龍一さん達が緊急出版された「非戦」おくればせながら注文しました。

2004年01月19日

YamaguchiJiro.com

吠える北大行政学教授山口二郎氏もブロガーになられたようです。といっても更新される管理人さんが別におられるようですが。

YamaguchiJiro.com
北海道大学教授山口二郎(行政学)のホームページ。悲嘆に明け暮れるも、しかし、絶望しない。日本の民主主義の進歩を願う人々が政治を考える起点の一つになればこれ幸い

2004年01月24日

兼好法師がブッシュに

以下はお茶の水女子大学大学院人間文化研究科複合領域科学専攻冨永研究室(長いですが)ってところの関連ページらしいんですが、コンテンツ製作者は天羽さん(現山形大学理学部物質生命化学科助教授)と思われます。
健康水に関してちょっとググっていたら発見しました。

冨永研究室びじたー案内
とりあえずブッシュには、我が国の古典より、以下のフレーズを配達しておこう。
「さしたる事なくて人のがりゆくは,よからぬ事なり」 兼好
現代語訳がナイスです!

兼好法師徒然草 第170段
 さしたる事なくて人のがりゆくは、よからぬ事なり。用ありてゆきたりとも、その事はてなば、とく帰るべし、久しくゐたる、いとむつかし。人とむかひたれば、ことばおほく、身もくたびれ、心もしづかならず。よろづの事さはりて時を移す、たがひのため益なし。いとはしげに言はんもわるし。心づきなき事あらん折は、なかなかその由をも言ひてん。同じ心に向はまほしく思はん人の、つれづれにて、「いましばし。けふは心しづかに」など言はんは、この限りにはあらざるベし。阮籍が青き眼、誰もあるベきことなり。その事となきに人の来りて、のどかに物がたりしてかヘりぬる、いとよし。また、文も、「久しく聞えさせねば」などばかり言ひおこせたる、いとうれし。

 大した用もないのに,人のところに出向いていくな。用が済んだらさっさと帰れ。延々居座られてもうっとおしいだけである。だいたい人のところに出かけていくと,いらん事をいったりくたびれもうけだったりストレスがたまったりとろくなことがない。時間が無駄になってお互いに損をするのが関の山だ。だいたい,腹のさぐり合いやってどうするよ。  出向いてもいい場合は,お互いに会って楽しいときとか,相手の消息を知りたかった場合だけだろうよ。つまりは,出向いていくやり方を選べってことで。無理矢理押しかけるはほどほどにしたらどうかね。
00:13 | TrackBack

劣化ウラン関連情報を集めたページ

自分のブログ内ですが、以下のコメントをいただきました。賛同いたします。

閑話休題::Blog: サマーワの劣化ウラン弾汚染
劣化ウラン関連情報を集めたページを作りました。
武装させたって、「法整備」したって、劣化ウランからは自衛隊員を守れない。治安状況ばかり報道しているマスコミに、劣化ウランの報道を呼びかけませんか。
なんとか途中からでも派遣が止まるように。派遣された人が早く帰れるように。帰ったら検査や処置が受けられるように。
ご紹介いただいたのは以下のページです。
米軍の化学・放射能兵器(劣化ウラン弾)で汚染されたイラク

具体的に、どういう行動をとればいいのか見えていませんが、とりあえずエントリーに上げておきたいと思います。

1月25日加筆:
イラク政権、大量破壊兵器保有してなかったかも パウエル国務長官
「開戦時、生物化学兵器なし」米イラク調査団長ケイ氏辞任会見
と伝えられています。
ため息も出ませんね。
マスコミですが、学歴詐称パパラッチとイラク自衛隊パパラッチが同列に見えてきます。
なんか違うだろ!もっとだいじなことが沢山あるはず。

19:11 | TrackBack

2004年01月25日

テロと戦争

asahi.com : 国際から

日本は占領軍、自衛隊への攻撃も聖戦 ムスリム同胞団長
 エジプト最大のイスラム政治勢力でイスラム世界にネットワークを持つ「ムスリム同胞団」の最高指導者、ムハンマド・アキフ団長は、24日までに朝日新聞社の会見に応じ、日本がイラクに自衛隊を派遣したことを「この時期に米国の占領に協力するのは、誤った決定」と語り、自衛隊を含む外国の軍隊に対するイラク民衆による攻撃はイスラム教が認める「聖戦」との考え方を示した。
相手は「戦争」と考えています。自爆攻撃って要するに特攻隊ですね。どこまでが「テロ」でどこからが「戦争」なんでしょう。

「戦争」→自衛隊派遣は違憲
「テロ」→自衛隊派遣は合法
ですか?
テロと戦争は誰がどうやって見分けるのかな?
少なくとも憲法違反かどうかの問題なんだから、ルールにちゃんと照らし合わせる必要があるはずですね。

 アキフ団長は日本が自衛隊の任務は戦闘ではなく、復興支援としていることについて、「日本が占領軍であることに変わりはない。日本の主張は政府間では通用するかもしれないが、民衆にとっては日本であれ、他国の軍隊であれ区別はない」と言い切った。

これは当然の反応ですね。誰が見ても占領軍と同じです。
米軍車両を狙った自爆攻撃は、どう見てもゲリラ戦。戦争です。
普通テロ集団は力を示威表示するための犯行声明などを出しますが、それも一向にありません。
アルカイーダだったら、もしかしたら自分たちを国際テロ集団と思っているかもしれませんが、フセイン政権の残党だと、「俺たちはテロリストだ」という認識は無いでしょう。アメリカが出ていくまで戦争の続きをやるんだと思っているはずです。

13:02 | TrackBack

2004年01月26日

NO WAR バナー

ちひろ NO WAR ステッカー
バナーで戦争反対の意思表示をしようという試みが多数生まれています。そのいくつかをご紹介します。
ちひろ美術館(いわさきちひろさん)の平和のページ

「ちひろ NO WAR ステッカー」ダウンロード
 ちひろ美術館は、2003年3月、イラクの子どもたちを戦火にさらさないで――の願いをこめて、「ちひろNO WAR ステッカー」を制作し、このHPからダウンロードしてお使いいただけるような形で公表しました。
 5月のブッシュ大統領によるイラクへの戦闘終結宣言を受け、ひとまずこのページを閉じたものの、戦火が止まない状況の中、日本から、自衛隊がイラクに派遣されることとなりました。
 今、ちひろ美術館や平和のページ掲示板へは、多くの方々から「再度『ちひろNO WAR ステッカー』を」との声が寄せられています。
 今こそひとりひとりの思いを、ちひろの絵に託して、平和の声を大きく広げていければと思い、図版のダウンロードを再開します。ご自由にお使いください。

その他のNo Warバナー配布サイト
Google上位のものだけです。他にも多数存在します。
全ての武器を楽器に
当サイトからは、友人のデザイナーおおたに氏による、すべての武器を楽器にバナーをお送りいたします。
ダウンロード後、サイズ変更などの改編は自由に行っていただいてかまいません。
又、出来ましたらどこで使っている…などの情報をお寄せいただけるとありがたいです。
和田誠さん作
旅するバナー
グリーンピース
バナーフラッグで反戦運動をしよう!
witches boneyard
NO WAR. NO MORE SORROW
CRYSTAL BEAR
メッセージバナーでつなぐ平和への想い
わたしのたわ言・独り言
Moonlit-Web Free Graphics-
Say NO WAR! on the web
くうこさんのページ
有事法制について考えよう
KOTEN
NO!BUSH's WAR!
沖縄情報IMA

2004年01月28日

WAR VIDEO YOU WON'T SEE ON CNN

killまずお断りを。
心臓の弱い人は見ない方がいいかもしれません。
Flashによって戦争の悲惨さを訴え続けているエリックさんの BUSHFLASH.COM に衝撃的な映像がアップロードされています。
これはFlashではありません。mpegの動画です。
WAR VIDEO YOU WON'T SEE ON CNNと題された、トップページ右の映像をクリック。「私はジャッジメントはしない。あなたの判断に任せる。勿論彼らは命令でやったのだろうが。」というエリックさんのコメントがあります。

米軍の記録用のものが流出したと思われる暗視スコープの映像のようです。
トラックや人間をターゲットにして射撃し、それらは一瞬で木っ端みじんになってしまいます。ばらばらです。
最後の射撃は、「トラック(おそらく無人)を狙え」という命令が聞こえ、それを狙ったようにも見えますが、その前の射撃で傷ついて、倒れ込んで転がっている敵をも粉砕しているようで、完全に殺してしまうための非情な射撃にも見えます。これが戦争の現実なんですね。
[WAR VIDEO YOU WON'T SEE ON CNN]
加筆:
米軍死者の増加グラフがありました。こちら。1月27日現在515名が亡くなっています。
ネオコンカレンダー
オマケで、ブッシュが遊びものになっているサイト。選挙前のネガティブキャンペーンでしょうか。ここ。小泉さんもそうですけど、自国の大統領をコケにしてうっぷんばらしというのは、悲しい状況ではありますね。
どんなにブッシュや小泉の顔に落書きしても、戦争の悲しみが癒える事はありません。

2004年02月03日

小泉首相高校生の誓願に…&群隊

blog::TIAO 宮崎県の高校生がたった一人出始めた平和的な手段によるイラクの復興支援と自衛隊の撤退などを求める署名運動の輪が広がり、5000名を越え、小泉首相あての請願書を内閣府に提出した。しかし、これに対しての小泉首相の対応は酷いものだ。 請願書も読まずに、「この世の中、善意の人間だけで成り立っているわけじゃない。なぜ警察官が必要か、なぜ軍隊が必要か。イラクの事情を説明して、国際政治、複雑だなぁという点を、先生がもっと生徒に教えるべきですね」と反論したと言うのだから呆れてしまう。
この話し、朝日新聞で読んで知っていました。当の高校生は日本中からの思わぬ反響にとても驚いて、喜んでいるというような記事でした。 その続報ということですね。

asahi.comの元記事
東京新聞
今回の誓願に至る盛り上がりで、彼女の心には連帯感や信頼感も生まれた事でしょう。
それをあっさり門前払いし、土足で踏みにじるような首相の言動は全く話しにもなりませんね。
自衛隊うんぬん以前。首相(というか人間としてあるべき)の資質の問題です。
彼女の悲しみが伝わってきます。

それにしても、「第一次イラク復興支援群」ですか。自衛隊は「群隊」だったのか。
絶句。

asahi.com : 社会
石破防衛庁長官が派遣隊(第1次イラク復興派遣群)の群長、番匠(ばんしょう)幸一郎1等陸佐(46)に隊旗を手渡した。第1陣の本隊先発隊約80人は3日、新千歳空港からクウェートに向け出発する。

「政治の軽さ際立つ イラク派遣陸自本隊 隊旗授与式 首相、訓示で弁解」
西日本新聞の記事はこちら

追記(2004/02/23):
【群】については以下に謎解きが。
viewz: 【イラク復興支援“群”のナゾ 調査報告】

2004年02月09日

先遣隊報告「原案」

asahi.com : ニュース特集 : 自衛隊イラク派遣 先遣隊報告「原案」は本物 石破氏、参院特別委で認める  陸上自衛隊先遣隊の調査報告前に防衛庁と外務省が原案を用意していたことを示す内部文書が明らかになった問題で、石破防衛庁長官は5日の参院イラク復興支援・有事法制特別委員会で「文書の管理は着任以来厳重にしているつもりだったが、今回のことを教訓、反省として厳正を期したい」と述べ、文書が本物であることを事実上認めた。石破長官は問題発覚以降、真偽の確認を避けていた。
この話しは軍事評論家の神浦さんも以下で述べておられ…

重要な問題だと指摘されています。

最新情報
自衛隊のサマワ調査報告が事前に準備され、現状に関係なく形式的なものとして処理されたことに驚いた。もしこの報告書偽造に自衛隊も一役買っていたなら、それこそ自衛隊の自殺行為である。

これは「最新のイラク情勢と陸自派遣の調整状況等について(案)」と題する政府の内部文書(FAX)だったようですが、都合のいいシナリオがあらかじめ出来ていたという話しです。
何故もっと追求されないのか不思議です。大スキャンダルではないのでしょうか。
何のための先遣隊だったのか。あまりにも短い滞在期間が問題になっていましたが、要するに行ってくるだけで、イラクではなにもしないで帰ってくれば良かったのでしょう。
この辺を厳しく突っ込める政党はどこも無くなってしまいましたね。

参考:日本共産党
「送信記録残っていた」イラク先遣隊への情報操作指示文書
八田ひろ子議員追及に防衛庁長官認める

街角の表現の自由

マスコミを斬る 「街角の表現の自由」を守れ ■7日付朝日新聞によると、国土交通省は屋外広告物法の抜本的な改正案を今国会に提出する、という。届け出制だった屋外広告業者を登録制にし、違法なら自治体が直ちに撤去できる広告物の対象を広げ、罰則も強化するという。これまで、板に紙を貼ったり木枠に布張りの立て看板以外、規制されなかったのを、「のぼり」や「プラスチックなどの直接印刷したもの」も規制し、「捨て看板」を規制するのが狙いだそうだ。同紙によれば、「景観法」と抱き合わせで、10日にも閣議決定するという。
このページにて大田立て看板事件というのが紹介されています。 民青の集会看板を立ていて逮捕された方が、7年の歳月をかけて東京高裁で無罪を勝ち取ったというもの。

実は私も若かりし頃、ギターのコンサートを告知する捨て看板を立てていて現行犯逮捕された経験があります。
横町から自転車のお巡りさんが出てきて職務質問され、勢いに飲まれてあっさりと自供してしまったのです。すぐさまパトカーに乗せられて警察署まで連れて行かれ、朝までかかって調書を書かされました。いや、書かされたというか、正式な調書なので間違うと訂正も面倒だから代筆してやると言われて、誘導されるがままに喋った内容を取り調べの警官が書くという流れでした。

大田事件では「一審の大森簡裁は、2人を「有罪」とし」とあります。後日私が行ったのも、実はこの大盛簡易裁判所なんです。だからこの話はなんだか人ごとに思えません。
私の場合はあっさり謝って、科料(罰金)は当時の上司が払ってくれたので、いくらだったか知らないのですが、やはり拘る人は徹底的に戦うんですね。すごいと思うけど真似は出来そうにありません。

で、今回の規制強化ですが、なぜ今?という疑問が私も湧いてきます。
景観を損ねるものはほかにもいっぱいありますよねえ。

03:29 | TrackBack

2004年02月11日

City Night Law復活を願う

東京FM系列で、以前「City Night Law」という番組がありました。
毎週月~木の夜9時~10時。
DJは福原尚虎(ふくはらたかとら)氏。
http://www.narrator.co.jp/tarento/ttakatora.htm

今は無くなってしまった「City Night Law」のホームページよりDJ福原の紹介文

福原尚虎 秋田県出身
教職者の家に生まれたその反動で、勉強は一切せずひたすらDJを目指す、18才で上京、 バーやショップなどで修行を積む、Jリーグ・スタジアムで叫びつづけるある日、 『ラジオ黄金時代』に抜てきされる、理想のロックDJスタイルを追求、現在の『シティ・ナイトロウ』至る
影響を受けた映画『ブラザー・サン・シスター・ムーン』『ラ・マンチャの男』
支持するサッカーチーム『ジェフ・ユナイテッド市原』『大分トリニータ』

理不尽な世の中への怒りのメッセージシャウトで始まるこの番組は、ハードコアDJを標榜する福原が、ギンギンなハードロックをかけながら政治・経済・社会の問題をばっさばっさと切ってゆき、彼のパーソナリティが全開した番組でした。
「もう今やならずもの国家と認定されたら空爆オッケーだ~!」とか
ガキ大将アメリカが言うには「俺はもう戦争で金いっぱい使っちゃった。先の戦争で負けたおまえら日独は、国連の常任理事国になりたかったら俺の後始末に金出しとけ~!」
などのシャウトは日常茶飯事。生放送の利点を生かした即時性もありました。

他のどの番組よりも硬派で、これがもし全国ネットのテレビならば苦情殺到であっという間に終わってしまうのではないかとさえ思え、ラジオの持つ懐の広さすら感じさせました。

リスナーは、併設された掲示板やメールなどを使って参加することができました。テーマが曜日ごとに設定されており、それに沿ってリスナーは掲示板上で議論を交わし、最後は投票によって「俺たち独自の法律を打ち立てる」というコーナーも人気でした。決定権は福原が握っていたので、リスナーの意見も聞きつつも、最終的には彼の意見になっていたようです。
毎週聴いていたわけではありませんが、かなりユニークなテーマが多数登場していたように思います。

例えば

●「選挙投票率8割を超えなければ無効! 8割を超えるまで選挙しつづけるサドンデス選挙導入!!」 選挙は分かる奴がやれば良いのか!? それともみんながやらなければいけないのか!? お前の熱い意見待ってるぜ!!
●親や教師、実際にガキに何かを教えるやつに問う!! 「お前はガキを殴るべきだと思うか!?」 大事な人間を殴るっては辛いことだよな!! 泣くかもしれない、怪我をするかもしれない、嫌われるかもしれない・・・ そこまでしてガキを殴る必要はあるのか!! 他にいい方法ないのか!?
●「指定税金制度導入! お前なら何に使う!!」 何に使われてるか分からぬ税金。 冗談じゃねえぞ! 自分の納得する、自分の目に見える事に税金は使われるべきではないか!? お前は何に使われるのが一番いいと思う?

一見激しい言葉の裏に彼の優しさも見えます。

9.11~イラク戦争で彼のシャウトはさらに大きくなり、韓国で米軍に女子中学生がひき殺された事件で、1年後に米兵に無罪判決が出た後のキャンドルデモでは、渡韓してその模様をレポート、その中で彼自身の心の葛藤もかいま見させてくれました。

番組に対する周囲からの圧力、批判も相当あったはずですが、(事実途中で放送をやめた地方局もある)ディレクターを初めとしスタッフ一同が約2年半?持ちこたえて続いたようです。

この辺を見ると、ネットしている局の評価が少しわかります。全く的はずれな評価もあって笑えますが>エフエム香川さん

2003年、このままだらだらと続ける事は嫌だ。マンネリになりたくないので休止する。決してやめるのではない。というような(うろ覚え)メッセージと共に番組は終わりを告げることになります。
ちょっと大げさな言い方かもしれませんが、このような番組が許容されるのは、ラジオにまだ良識が残っていた証ではないかとすら思えます。
復活を願う声も少なからず聞こえます。今こそ彼のシャウトがもう一度聴きたいと思うのは私だけではないと思います。

2004年02月13日

リッターさんは正しかった

「イラクにはWMDはない。よって米国の脅威でもなんでもない。」と主張し続けた、元国連査察官のスコット・リッター氏を取り上げた記事の抄訳。(TUP翻訳チーム・パンタ笛吹さんによる)

リッターさんは正しかった ディビッド・ハックワース大佐 2月10日  ワールド・ネットデイリー  筆者がリッターに、「WMDについては、あなたの無実が認められたと感じますか?」と聞くと、彼は、「もし時間が元にもどせたらどんなにいいかと、ときどき考えます。米国民がもう少しわたしの言うことに耳を傾けてくれていたら、イラクの悲劇は起こらなくてすんだのですから」と答えた。

原文はこちら
http://www.worldnetdaily.com/news/article.asp?ARTICLE_ID=37043

よくある事で片づけるには、あまりにも代償が大きい話しです。
しかし悲劇を最小限で食い止める手だてを実行に移すことは今からでも出来ます。遅くはありません。

気がついている方も多いでしょうけれど、ここのところの自爆テロ続きによる大量の死者で、IRAQ BODY COUNTのMAXがとうとう一万人を突破してしまいました。
サッカーのIRAQチームがニュースステーションに生出演していましたが、満足に練習さえ出来ない今の状況を訴える監督の話が緊迫感を持って響きました。
(久米さん、監督に「話しをもっと短くして」というのは、あの状況では顰蹙ものですよ)

02:40 | TrackBack

イラク調査団員も劣化ウランに汚染

2003年10月に、13日間にわたってイラクを調査して回っていたウラニウム医療研究センター(UMRC)の現地調査団の団員二人が劣化ウラン(DU)に汚染されていることが判明した。


調査団員も劣化ウランに汚染
<重要> イラクでのウラニウム汚染に関する警告
2004年2月6日
イラクにおけるNGOのスタッフ、連合軍兵士、海外からの連絡要員や市民に対するウラニウム汚染に関する警告
この団員の劣化ウラン汚染は、空中に浮遊するウラニウムがしみ込んだ超微細な土やホコリの粒子と、風に運ばれたウラン酸化物と金属微粒子を吸入したことが原因と思われる。ウラニウムは、米・英の26日間にわたる「イラクの自由」作戦で配備された、対戦車砲、制圧用兵器、地下壕を撃破する弾頭(訳注:バンカー・バスター)に使用されていた。主要な戦闘が終わって、何ヶ月もたったあとでの2週間余の滞在期間中に起こった団員の汚染は、一般市民、非政府組織のスタッフや連合軍兵士、また海外からの業者や外交官たちへの危険性を示している。

原文:
Warning of Uranium Contamination Risks to NGO Staff, Coalition Forces,
Foreign Contract Personnel and Civilians in Iraq

しつこく引用したくなります。

◆劣化ウラン弾「健康に害ない」◆
川口外相は17日の特別フォーラムでの質疑応答で、イラク戦争で米軍が使用した劣化ウラン弾の影響について、「世界保健機関(WHO)が(米軍などの空爆があった)コソボで調べた研究では、健康に(害を)及ぼすものではないというのが結論だ。国際的には、危険があるとは判断されていない」と述べた。ただ、「政府としては今後、引き続き注目していく」とも語った。
同志社大学の特殊講義「大使講座」の特別フォーラム「日本外交を語る」(主催=同志社大、読売新聞社、後援=外務省、文部科学省)1月17日

14:09 | TrackBack

2004年02月15日

第五福竜丸事件とゴジラ(50年)

第五福竜丸2月14日から、第五福竜丸展示館(東京夢の島)で被ばく50年の特別展が始まったようです。
第五福竜丸といえば、1954年3月1日未明、ビキニ環礁において実施された米軍の水爆実験で被ばく。我が国では広島、長崎に次ぐ核の犠牲者を出しました。
この事件の風化を危惧し、平和を願う市民運動によって、別になっていたエンジンと共に保存されることが決まり、現在は夢の島の展示館で永遠の航海を続けています。

godzilla同じ年の夏に撮影され、11月に公開された初代「ゴジラ」は、その後ブームとなっていく怪獣映画とは明らかに異り、核の申し子であるゴジラが東京を火の海にする設定や、世界を破滅に導く可能性を秘めたオキシジェン・デストロイヤーを開発してしまった科学者の苦悩を描き、戦争の暗さを引きずりつつも平和への祈りが感じられる傑作となりました。

第五福竜丸事件とゴジラとのつながりは、一見偶然のように見えますが、ゴジラのポスターには放射能、水爆などの文字が踊っており、映画の中でも山根博士(志村喬)が、水爆実験に対して警鐘を鳴らすシーンが何度も織り込まれています。このことからも、第五福竜丸事件が映画に影響を与えた事は確実であり、その後巻き起こる反核運動のシンボル的存在になりました。

両方とも今年が50年目の記念すべき年に当たり、同年生まれの私にとっては、どちらも忘れられない事柄で、特別な感慨があるのです。
劣化ウラン被害が取りざたされる昨今。日本は二度と過去と同じ過ちを犯してはなりませんし被害者にもなってはいけません。
戦術的な限定核兵器の開発が米国で進みそうです。
日本はこの流れを止める言葉に重さを与える事が出来る唯一の国です。

ゴジラ



第五福竜丸

00:36 | TrackBack

2004年03月05日

自衛隊と水族館

私の住む市の市長が、自衛隊員とその家族の為に、市の水族館入館料を市民と同じ割引料金にするという提案をして、通ったようです。
イラクで頑張っているから…だそうですが、そのへんで何か勘違いしてるような。
米軍軍艦が接岸したら花束を持って行く人です。
色々お世話になっている方なのですが、そのポリシーは私には到底受け入れられません。
市議会ももっと頑張って欲しいです。

2004年03月20日

小泉首相「国民にテロと戦う覚悟ある」

小泉首相の19日夜の発言を報道したasahi.comより要約
(リンクは切れるので引用しません)

「イラク戦争は正しい戦争だったと思っている」
「日本国民にはテロと戦う覚悟があると思う」
「大量破壊兵器は今でも私はあると思っています」
ここまで言い切ってしまう大バカな人だとは思わなかった。敢えて重ねて言わせていただきます。大バカ。
もう開いた口がふさがりません。

参戦している各国のムードが徐々にアメリカ批判になりつつあるのを知っての焦りが現れているのでしょうかね。もうイっちゃってます。
こんな人に日本を任せられない。

「今、テロのグループも必死だろう。国連が関与してくる、イラク人の政府が出来てしまう。ここで混乱させないと自分たちは壊滅するという危機感があるのではないか。だから無差別テロに走っていると思う」との認識を示した。
…そうですが、保身のために自爆しますかねぇ。浅はかすぎます。

咋夜のニュースステーションでは「戦後1年目の真実」と題した特集がありました。
開戦の1年前、亡命イラク人百数十人を秘密裏に集めて戦後の基本計画の策定がなされ、その会議に加わった一人の亡命イラク人(嫌気が差して辞表を出したと言う話しでした)が復興事業の利権にまみれた実体を曝露していました。
ブッシュは、カネを出している米国民に還元されるのが筋なので、膨大なイラク復興のための予算がアメリカに環流されるのは当然だろうというような意味合いの発言をしていました。地元イラクにはお金は落ちないし、利権を得た米企業のスタッフもテロが怖くて、フセインの旧宮殿に隠れて指令を出しており、一向に復興を開始しないというような話しでした。
結局カネ、カネ…なんですね、やはり。話半分だったとしても、さもありなんと思える内容でしたよ。

余丁町散人の隠居小屋 - Blogより

アルカイダはケリーよりブッシュを支持する!
あはは、とんでもなく面白い報道 を見付けた!アルカイダ系テロ組織は「ケリーよりブッシュを支持する!」と云っているのだ。理由はケリーは悪賢いがブッシュなバカだから御しやすいとのこと。
これも目を引く情報でした。ありがとうございます。

追記:
今日はイラク侵攻から丸一年で日本各地で様々な平和イベントが行われるようです。
No War
http://www.worldpeacenow.jp/

2004年03月21日

スペインの反戦デモ

muu.jp@Barcelona: すごい反戦デモでした 今日バルセロナでデモがありました。いやあ、すごいデモでした。市民のほとんどがここにいるのではないかというぐらい。
20日は世界中でイラク戦争反対のデモがあったようです。スペイン、バルセロナ在住のブロガーが報告をされています。

マドリッドの列車爆発テロが起きたアトーチャ駅は私が旅行した時に使った場所で、行ったことがある場所でこういう事件が起こると単なる海外ニュースとは又違った身近な恐怖を感じます。
日本では、悪天候もあってか主催者の考えていたほどの人出は無かったようですが、北海道から沖縄まで百数十カ所で行われたのは快挙でしょう。
燎原の火の如く燃え上がる事を願います。

13:48 | TrackBack

お掃除ロボット「ルンバ」

Roomba Pro夜中の通販番組で最近おなじみの、お掃除ロボット「ルンバ」を作っているのは米アイロボット社。
これを初めて見た時は、うーん、もうそういう時代になったのかと感慨深いものがありました。

PackBot EOD同社はパックボットという軍事用ロボットも開発しており、すでにアフガニスタンの洞穴探索ややイラクの路肩探査で、人間のかわりに爆弾を探しているようです。
パックボットは折りたたんでキャリングケースに収め一人の兵士が簡単に運搬できるので(重さも22Kg程しかない)国内テロの爆発物処理などでも今後目にする事が多くなるかもしれないということです。
国内でも大学などで地雷探査用ロボットが研究開発されつつありますが、アイロボット社のパックボットはすでに商用として出荷するまでに完成度の高いものになっているということですね。

アイロボット社は人類の負の遺産である爆弾処理をする為のロボットを作っているため、私はハイエナ産業と呼んでいます。
屍肉を食らうので嫌われ者のハイエナも、自然界の食物連鎖の中では大切な役割を担っていることは異論は無いでしょう。
爆弾処理という戦後処理で最も大変な、人力では下手をすると命を失う作業をロボットにさせるという事は必要なことで、その重要さは論を待たないのですが、何故どこにあるかわからない爆弾を探して処理をせねばならないようになったのかを考える時、人類の愚かさとその仕事の空しさを感じます。
通販を見た段階ではルンバが欲しくなりましたが(この手のギミックは大好き)、同じ会社の製品が軍用にも使われている事を知ってしまうと、ちょっと躊躇してしまいます。

2004年03月25日

公益法人改革(悪?)

民法百年の宿題といわれる非営利法人の制度・税制改革
私が代表をしている地元の音楽家団体は現在非営利任意団体で、法人格を持っていません。
そのうちNPO法人にでもという話しは前から時々出たりしてはいましたが、最近のニュースで課税されるようになるかもと聞き、またまた法律改悪か…と萎えてしまいました。
公益法人改革オンブズマンのサイトで、今回の改正に関しての問題点が列挙されています。

素人考えですが、特に気になった部分は

●非営利法人制度の議論にNPO関係者を入れていない
これはもってのほか。公益法人、NPO法人、中間法人を一本化して非営利法人とするという政府原案だったら既存のNPO関係者は話し合いのテーブルに入れて当然でしょう。NPO関係団体の反発を恐れて最後は外したというところでしょうか。
●公益性の判断を法人毎に行うのではなく、個別事業毎に行う案が検討されている
行政が事業ごとに介入して一方的に公益性を判断するということのようですが、監視の元ではNPOの特徴を生かした自由な活動が極めて制限されてしまうのではと思います。顔色をうかがった活動なんてNPOとは言えないでしょう。

300万円の基金設置や原則課税など、1円起業で頑張る人々を応援するという時代の流れにまるっきり逆行していると思います。

公益法人改革オンブズマン【緊急事態】【賛同募集】 今週26日(金)15時~17時に開かれる行革事務局の有識者会議で非営利法人制度の政府案が固まってしまいます。あと3日しかありません! 今、声を上げなければ、NPO法人、非営利法人の未来、ひいては日本社会の未来が消されてしまいます。皆さんの覚醒とご協力をお願いいたします。
ということで、緊急に意見を求めているようです。
http://www.houjin-ombudsman.org/
公益法人制度の抜本的改革に関する基本方針
http://www.gyoukaku.go.jp/news/h15/news0627.html
有識者という言葉自体うさんくさいのですが、以下の方々がメンバー。
うさんくさいかどうかは私には判断出来ません。
http://www.gyoukaku.go.jp/jimukyoku/koueki-bappon/yushiki/index.html

公益法人制度改革に関する有識者会議メンバー
石 川 睦 夫/(財)住友財団専務理事・事務局長
岩 原 紳 作/東京大学教授
宇 賀 克 也/東京大学教授
勝 又 英 子/((財)日本国際交流センター常務理事・事務局長
加 藤 秀 樹/構想日本代表
金 子 宏/東京大学名誉教授
河 野 光 雄/内外情報研究会会長・経済評論家
関 幸 子/㈱まちづくり三鷹事業部プロジェクトグループマネジャー
田 中 清/(社)日本経済団体連合会常務理事
田 中 弥 生/東京大学助教授
東ヶ崎 邦 夫/(社)日本アイソトープ協会総務部長
中 田 裕 康/一橋大学教授
能 見 善 久/東京大学教授
福 原 義 春/(株)資生堂名誉会長

00:26 | TrackBack

2004年04月01日

ブッシュのジョーク

Bush Jokes About Lack of WMDs in Iraq President Bush has been widely mocked for his administration's failure to find weapons of mass destruction in Iraq. Now, in one of the more baffling comic turns of his presidency, Bush himself is getting in on the act.
Bushs Joke24日にワシントンのヒルトンホテルで開かれたメディアの記者たちとの夕食会の席上で、ブッシュ大統領は、大量破壊兵器を探す為にテーブルの下を探しているおバカな写真を示し「この下かな?」と言いました。(ビデオ) この席上ではジョークをいうのが慣例となっているそうですが、そりゃあんまりだろうと波紋が広がりつつあるそうです。BBC NEWSの報道はこちら

イラクでは戦争が続いており、死者も増え続けているのに、それをジョークにする神経が許せないという事です。
WMDを探すためにテーブルの下を覗いている写真が、ブッシュ自身によってジョークになるということは、明らかにホワイトハウスではWMDは見つからないという結論がとっくの昔に出ており、それをなんだかんだと言いつくろいながら戦争の正当性を主張し続けているという事を、自ら認めてしまったという事に他ならないでしょう。
WMDはやはり無かった訳です。
やりとりの全文はこちら。
http://politicalhumor.about.com/cs/bushcomedian/a/bushradiotv2004.htm
bush_wmdこの手のジョークは反ブッシュ陣営がやりそうなネタなんですが、選挙前だというのにそれを自分で演じてみせるとは、希代のバカ大統領の所以ですね。側近も誰も止めないんだなぁ。
メディアもつられて笑ってしまって自己批判しています。
http://www.smn.co.jp/kanehira/mokuji/040324.html
コメントを求められたラムズフェルドは「行かなかったので知らない。コメントできない。」だそうな。
ビデオを見ればわかるだろうにね。バカにはつきあえないって事なんでしょうか。
日本でも「モーケッコー」と笑えないジョーク発言をした大臣がいましたが、はるか格下なれど同じ穴の狢です。
まだ「どこかにあるはず」なんて言ってる人。どうすんのかな。
そろそろ、「そんなもの無くても派遣は止めない」と言い出すでしょう。

04:03 | TrackBack

2004年04月02日

茶色の朝

水沫日記(みなわにっき)その1さんが書いていた「茶色の朝」が今日Amazonから届いたので読んでみました。
「なんだか変だけどまあいいか」とやり過ごし、それなりに飼い慣らされているうちに、世の中がすべて茶色になってしまい、その「茶色の朝」の恐怖がとうとう「俺」の家にもやってくる…という寓話。お勧めの一冊です。

フランスの極右が台頭して選挙が危なくなって来た時に(つい最近の話しですね)、多くの人に読まれて政治の流れをも変えた1冊だそうです。

しっくり来るというより、今の日本そのもの、まさに私たちの事を表している感じがします。
黙っていないで立ち上がれと声高に言っている訳じゃなくて、淡々と日常を書きつづっており、それだけに我々は容易に自分の身を置き換える事が出来ます。

「仕方がない」「まあいいか」と結局いつもやり過ごしていないか。
「妙な感じ」がしても、何故なのか考えることをしないでいやしないか。
思い当たる節ばかりです。日本は茶色に染まりつつあります。

惜しむらくは、元々1ユーロで広がったこの本が、日本でももっと安価に入手出来たら…と思いました。でも是非買って読んで下さい。
ちぇしゃさんのblogで紹介されてたのですよね。忘れてた。ごめんなさい。

2004年04月05日

ファルージャで惨殺されたのは特殊警備会社社員

ファルージャで惨殺されたのは、ただの“民間人”ではない! 【TUP論説】「ファルージャで惨殺されたのは、ただの“民間人”ではない!」  3月31日にイラクのファルージャでアメリカ人4人が殺され、その焼死体を住民が引きずまわしたり、鉄橋から逆さ吊りにしたりした悲痛な事件について、日本のマスコミは米国の「民間人」「ビジネスマン」「復興請負業者」などとボカした伝え方をしているようです。けれども、新聞・テレビを含め海外ニュースでは、4人が占領軍暫定当局のブレマー行政官の身辺警護にも当たるブラックウォーター社という特殊警備会社の社員であることをはっきり報じています。
ちょっと気になるニュースでしたので紹介しておきます。

アメリカはフセインの息子の死体を公開したのに我々が公開するのにクレームが付くのはおかしいと、アルジャジーラの記者が述べていました。
自国の人間の悲惨な姿を見たくないと思うのは普通の感情でしょう。
私だって日本人が吊されているとしたら目を背けたくなると思います。しかし、それが今のイラクの現状であれば直視するしかありません。
武器が積んであったという未確認情報もあるようですが、ともかく普通の車では無かったようですね。
占領が長引けば長引くほどこのような悲惨なニュースは続くことでしょう。
野蛮な行為と断じる方も同じ蛮行を繰り返しているということを、もっと世界中で共有出来ないものかと思います。

00:09 | TrackBack

2004年04月07日

首相の靖国参拝は違憲

Sankei Web 首相の靖国参拝は違憲 福岡地裁が初判断、賠償請求は棄却  小泉純一郎首相が靖国神社を参拝したのは憲法違反に当たり、精神的苦痛を受けたとして九州7県などの宗教家ら211人が、首相と国に2110万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が7日、福岡地裁であり、亀川清長裁判長は「一般人の宗教的評価、目的、一般人に与える効果、影響などを考慮し宗教的活動にあたる」と述べ、首相の靖国神社参拝を違憲とする初判断を示した。
やっとあたりまえの事が通ったという感じ。 憲法九条無視の首相ですから、意に介さないことは見えていますが。

自治会の回覧板に神社の案内を入れないで下さーーいって、今年は組長なんです。
主義主張をどこまで通すのかの線引きはいつも悩ましい問題です。

2004年04月08日

自衛隊イラク派遣がらみの死者

水沫日記(みなわにっき)その1さんの「戦争の民間委託」を読んで。
ファルージャで殺され、引きずり回されたニュースが米国内に大ショックを与えたブラックウオーター社社員は確かに民間人を装ってはいますが実体は傭兵ですね。

「雇う」で思い出しました。

そう言えば

NIKKEI NET:特集 自衛隊イラク派遣
■ 自衛隊イラク派遣
(1/26)陸自調達コンテナに襲撃、ヨルダン人運転手死亡
防衛庁に26日入った連絡によると、イラクのバグダッド西方のラマディで現地時間の25日、陸上自衛隊の先遣隊用に調達したコンテナハウスを輸送中のトレーラーが襲撃を受け、ヨルダン人運転手が死亡した。
という事件があったのですが、日本のイラク支援で出た死者としては初めてのはずですね。
国内でも報道は小さかったように思います。
この運転手の遺族などへの処遇など、どうなったのか気になっています。

又、自衛隊が委託した業者ではありませんが、自衛隊にコンクリート製の防護用ブロックを売りつけようとした業者の隊列が、イラク国内を走行中に銃撃を受け、ドライバー1人が死亡し1人が負傷、ほかに1人が車ごと行方不明になっているというニュースがありました(3月29日)。
http://www.chunichi.co.jp/iraq/040329T1328002.html
ここまでで自衛隊のイラク派遣で直接、間接的に出た死者は2名となります。
(行かなければ出なかった犠牲という意味で)

日本人でなければ何人死んでも傷ついてもニュースにはならず、心配もせずに見過ごしてしまうのでしょうか?
自国兵士の戦死は報じるが、イラク人の殺害はわずかに触れられる程度のアメリカメディアと同じですね。
4月10日追記:

blog::TIAO: 情は大切だが、情に火をつけてはいけない
この記事の最後に、一つ記しておきたいことがある。今日届いたJMMのメールの冷泉彰彦さんの『from 911/USAレポート』第122回で、亡くなった二人の日本人外交官と一緒に殺害されたイラク人運転手のお名前をはじめて知った。
事件に巻き込まれて亡くなった、ジョルジース・スレイマーン・ズラさんのご冥福をお祈りいたします。
奥さん、井ノ上さんはイラク復興支援の会議への出席途中の犠牲者であったという事で、この襲撃事件は密接な関係があると思われます。よって3名に訂正させていただきます。
もうこれ以上一人も追加されないことを心より祈ります。

02:41 | TrackBack

イラクで日本人が拘束

恐れていた事態が起こってしまいました。
人道支援のはずなのに、テロに屈したくないという理由だけで一時撤退すらしないのか。
とりあえず首相官邸のご意見フォームから即時撤退を願うメールを送りました。
http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
メール、FAXのひな形が欲しい方は 「【緊急】イラクで拘束された3人の日本人の方の安全を案じている方ヘ」へどうぞ。
人命第一優先と考えているエントリにトラックバックを送っています。
こういう時はまず手を繋いで。

犯行声明文は非常にクールであり、彼らなりの理にかなったものに見えます。
9.11と同じで、計算されており、狡猾。最小のリスクで最大の効果を上げている。
アメリカが泥沼の戦争から抜け出ない限り、今後もこのような方法でのテロは止まることはないでしょう。日本がなにもしないとすれば、猶予期間の後に本当に殺害される可能性は極めて高いように思います。

以下はショッキングな画像なので注意
人質の首にナイフを当てています
テレビで流されなかった映像
日本のメディアは意図的に流さなかったのでしょう。
目を見開いて直視する必要があると思います。

◆追記:
政府が行くなと言っていた場所に行ったので軽率(迷惑)という意見が結構みられますね。
笑止千万です。万一命を失ってしまったとしても自己責任であることは言わずもがな。
そのくらいは本人も家族も知っているはず。
それだけのリスクを負ってまで行かなければならなかったやむにやまれぬ気持ちが彼らにはあるわけだし、私にも共有出来る部分は多分にある。
民間人でなければ大使館員などがターゲットになることだって当然ある訳で(すでに2名殺害されている)彼らの責任を問うことは出来ないと考えます。
ら致された人が誰で何をやっていたかは問題ではありません。政府がいかなる場合においても国民の生命を守る事を第一優先にすることとは別の話しです。たとえら致された方々が「私たちのことは見捨ててくれ」と言っても同じです。

◆4月10日0時追記:
ビデオを作ってイラクに持ち込みアルジャジーラに流してもらおう、等の動きが始まっているようです。又、テロリストの脅しに屈したという事ではない理由での自衛隊早期撤退の道を模索する動きもあります。
ブログで撤退反対意見を述べている方の中で、個人主義で自分の目先の幸せしか追えないような論調が見られるのは誠に残念ですが、それが現実でもあります。
主権在民を忘れないようにしよう。
◆4月10日4時追記:
テロリスト(レジスタンス)側の「理」に言及したブログもありました。筋を通す事が肝心。
◆4月10日11時追記:
blog::TIAOさんの所の「 国益のためイラクからの自衛隊撤兵・・・冷泉彰彦「from 911/USAレポート」から 」は大変すっきりしています。
◆17時追記:
人質家族がアルジャジーラに出演するらしい。小泉が出演との話しも出ているが逆効果。
◆23時追記:
シヅゴコロナクのキョウコさん、よくまとまった文章で感心。
文才の無い自分が恥ずかしい。
内田樹氏のコメントは必読。戦争の論理は敵か味方の2択。

そういうことが全部分かった上で日本政府はイラク派兵に踏み切った。
その時点で、民間人の犠牲者が出る可能性は誰にでも予想できたはずである。
以下辛辣である。(全く理解していないコメントが付いていて笑えるが)
◆23時30分追記:
いくつかの放送局に人質の隠された映像を公開して欲しい旨メール及びFormから送信。
WWW.NNN24.COM
「日本人を拘束」と主張する武装集団映像 AP通信が配信
4/10 21:31更新
AP通信は日本時間10日夜、「日本人の人質を拘束している」と主張する武装集団の映像を配信した。
これは新たなら致発生なのか?
◆4/18 0時追記:
2名の人質も無事解放されて良かった。

2004年04月11日

人質解放か

とりあえずエントリ上げておきます。

「人質、24時間内に解放」中東TV、犯人側意向伝える - asahi.com : 国際
 カタールの衛星テレビアルジャジーラは10日、イラクでイスラム過激派とみられるグループに人質にとられていた日本人3人が24時間以内に解放されるだろうとの犯行グループ側のメッセージを伝えた。--中略--
同グループがイスラム聖職者の呼びかけに応じて決めたという。
追記すると思います。
とまれこのような事件が2度と起きない為にも早期の自衛隊の撤退を望みます。

◆11時追記:
予断は許さないが、はやく解放されて事の詳細が明らかになる事が望まれます。
ら致される以前に、高遠さんと同グループのメンバーとの接触があったのではないかという報道もあるようで(当然考えられる事ではありますが)、この点も気になります。
この手の事件は摸倣犯が続出する恐れもあり、30名ら致うんぬんのビデオもあったことから、ソフトターゲットによる誘拐事件が今後も頻発する危険が多分にあると思います。
自衛隊は侵略軍と見られている事がよくわかりました。
◆14時追記:
軍事評論家の神浦さんコメント

最新情報
--前略--
 この事件を受けて危険な地帯に、それを承知で行くのだから、それは自己責任という考えが広がっています。NGOやNPO関係者は危険を予知し、それを自らが防ぐ行動が必要という意見で、それをしなければ無責任だという考えです。一見、正しいように思えますが、パレスチナで虐殺を防ぐために、NGOの人が人間の楯になるために世界各地から集まっています。彼らは無責任でしょうか。東南アジアや東アジアで多くの人が虐待されたり、人権を踏みにじられているのに、そこが危険だからと我々が無視していいでしょうか。私は危険であると認識しても、行くときは必ず行きます。もし現地でゲリラに人質となっても、私の生命を守るために交渉してくれとはいいません。殺されるときは毅然として死にます。もし苦しんでいる人がいれば、自分の命を賭けて助けることが日本人の誇りだと思うからです。今回の3人を助けたのは、まさに高遠さんのような活動があったらです。日本の政府が助けたわけではありません。今までの高遠さんの活動を無責任と非難しますか。私は尊敬します。

◆4/13 1時追記:
In message "[attac:0584] 緊急声明 5 (転送可)",
kolin kobayashi wrote...

Date: Mon, 12 Apr 2004 16:05:31 +0200
From: kolin kobayashi
To: Recipient List Suppressed: ;
Subject: [attac:0584] 緊急声明 5 (転送可)

緊急声明 5(転送可)

川口外相の声明によるブレーキや技術的問題にも関わらず、大きな障害がない
限り、ここ数時間以内に拉致された日本の仲間の三名は解放される、という信
頼度の高い情報を得ました。 

グローバル・ウォッチ/パリ
コリン・コバヤシ

本当なら嬉しいのですが。
◆4/14 1時 追記:
ファルージャでアメリカの警備会社社員4名を焼いた映像を見ても、武装集団というより一般民衆。今回の拉致事件、あの程度の武装は誰でも買える武器だそうで、サラヤ・アル・ムジャヒディンという名前もこれまで登場しなかった新しいものである。
今日のニュースで登場した武装集団はカターイブ・ムジャヒディンという名前であった。
拉致した外国人への対応を見ると、米軍への物資輸送トラック運転手であっても、今後米国のために働かないと約束した者にはお金まで渡して釈放していたり、ロシア人や中国人を間違えてら致したらすぐに釈放するなど、組織化された軍隊やテロリスト集団には到底見えない振る舞いである。

内田樹氏の書いているように

日米同盟の重要性を掲げてイラク入りした以上、自衛隊はその主観的意図にかかわらず「占領軍」の一翼とみなされることをまぬかれない。
その自衛隊を送り込んだ国の同国人である以上、民間人であれ、あるいはイラクの支援のために入国した人でさえ、「占領軍」の第五列であるとみなされることはまぬかれない。

という理屈に合わない行動を取っている事は注目すべきだ。つまり人の情の入る余地がある相手であるということであろう。
それに対し米国は冷徹で、内田氏の理論そのままの対応。
焼き殺された4名の報復に600名を殺害するなど、これはもう虐殺である。
そうなると小泉政権は虐殺幇助か。子どもを含む多くの民衆を殺害している米国に対して意見することもなく、ただただすり寄る事しかできない事になにも感慨は無いようだ。
同盟とはただただ追従することなのだろうか。

コリン・コバヤシ氏の述べる「怪しい人物が日本人人質3名の解放を妨害している」という話しや、「解放が「技術および安全確保上」の理由により遅れる」という話しも、彼らがプロの武装集団ではなく、民間のレジスタンスであればありそうな話しではあると思う。
http://www.creative.co.jp/top/main1213.html

http://www.sponichi.co.jp/society/kiji/2004/04/13/01.html

 文中に「日本の街の声に耳を傾けた」とあることや「自衛隊の(イラクでの)存在は不法」などと、自衛隊のイラク派遣をめぐる日本国内の論争をリアルタイムで聞いていたかのような記述がズラリ。官邸筋は「日本人が書いたような違和感を持つ部分が多すぎる」と疑問を呈した。犯行グループが「日本国内の人間とつながっている可能性も否定できない」(政府関係者)との指摘まで出ている。
日本の反応などネットを通じて世界中ですぐに確認出来る現在、どうしてこのような感想が出るのか不思議でならない。アルジャジーラのWebでもチェイニーと小泉の会見の模様も早々と写真入りで報道されていたし、これを見ているだけでもかなりの情報は得られるはず。

◆4/14 14時 追記:

私たちに出来ない事をやってくれようとされています。恐らくあらゆるケースを考えに入れてアクションを起こされたのだと思います。インパクトは非常に強い。

◆4/16 1時追記:
何はともあれ解放されて良かったです。
帰国後の事情聴取など、まだまだ大変な事が続くでしょうが、しっかり自分の言葉で対応される事を祈ります。

2004年04月12日

アメリカ人の人質

以下はアルジャジーラのWebより
土曜日に、アルジャジーラは、サラヤ・アル-ムジャヒディンによって誘拐された米国の拘留者を示すビデオテープを放映しました。
金曜日にバグダッド-ファルージャ間のハイウェー上で拉致されたトマス・ハミル氏。
米軍を支援する民間会社社員だそうです。
ら致される場面は偶然?撮影され、テレビでも流されました。
アルジャジーラは、さらに誘拐犯人からの音声テープを放映しました。
「今まで、あなたの囚人は、イスラム教の法則によって指定された寛容な方法で扱われています。私たちの要求は12時間以内にモスク(ファルージャの中)の包囲壁を壊すことです」とテープ中のグループは言っています。
「そうでなければ、彼は、ファルージャで殺され燃やされた人間より悪く扱われるだろう。」と付け加えられています。

政府や報道へのメール送信方法について

Cyber Action管理者の方は私の問題提起を理解して下さいましたので、以下の記事の追記:以前は単なる備忘録であり、現在の状況ではありません。議員の方々から多量のクレームが届き、大変な思いをされたようで、反省され、謝罪されています。

Cyber Action
国会議員・マスコミにかんたん一斉メール
というコーナーが出来ていました。
こういう方法で一斉送信する事は差出人が簡単に詐称出来、IPアドレスもプロキシを使うなどすれば安易に偽装出来てしまいます。
イラクがらみのメッセージを政府や報道へ送りたい人は、各人のメースソフトで送る、又は官邸のように所定のformから個別に送信するくらいの事はすべきです。
安易に一斉送信などしないで欲しいと思います。

送信用のページには、送信リストへのリンクはあるものの、どこへ届くのかの詳細な説明などは書かれていません。
リンクをクリックしての送信先の確認もせずに送ってしまう人も出ると思います。
一端確認ページで条件を確認した上で送信フォームにたどり着く、formの送信用には暗号化出来るサーバーを使うなどの工夫は欲しい所です。
又、送信に使われたアドレス、メッセージ、サーバーに記録されるであろうログの保存管理方法、プライバシーポリシーも書かれていません。これは非常にまずいです。

衆議院議員の方から、「メールが何通も重複して届き、メールサーバダウンの危険がある。」とのメールを頂きました
という理由で現在停止中のようですが、悪用される恐れも多分にあります。
このようなformを設置される方は是非ともセキュリティ対策、プライバシー対策を考慮されたうえで運用してください。
緊急である事はわかりますが、方法が間違っていると逆効果です。

◆追記:
spamと日夜戦っている立場で書かせていただきます。
Take action! 行動を起こそうアクション先リスト
というページに関係先のメールアドレスがCSVやHTML形式で置いてありますが、spamアドレス収集ソフトは、そのアドレスがどのような目的のものかなどを考慮などせずに持って行きます。
元はそれぞれのサイトから取得してきたアドレスで、公開のものであろうとは思いますが、こういった形でアドレスがロボット対策も無しに公開され、二次配布されることが良いこととはどうしても思えません。データのダウンロードには簡単な認証を付ける(ロボット対策)など、何かもっといい方法が考えられないものでしょうか。
それぞれの管理者の方にメールでご連絡を差し上げました。

◆追記:
メールアドレスをこのような形(spammerが容易に取得出来る形)で2次配布することで予想される結果
各々のメールアドレスに届く迷惑メールが増える ->
(1)アドレス変更を余儀なくされる ->
使えなくなるのでリストの意味が無くなる

(2)フィルタを導入 ->
有用なメールまでフィルタされるようになる ->
訴えメールも届かない場合が出てくる

等々で、いいことはちっともありません。ここには

本データは個人の責任においてご使用下さい。本データご使用にあたってのトラブルなどにはいっさい責任を負いません。
という記述がありますが、これではあまりにも無責任すぎです。
名簿の流出などが相次いでいる昨今、パブリックなものであろうと、メールアドレスや住所、電話番号の公開には細心の注意が必要でしょう。
◆追記:
このような安易なリストは蔓延しているようですね。ググってみると沢山見つかります。
迷惑メールへの意識が低すぎです。

21:50 | TrackBack

2004年04月13日

天木直人氏による「緊急提言」

元レバノン大使天木直人氏による「緊急提言」
転載可でしたのでエントリを起こしました。
スローガンを「自衛隊の即時撤退」から「小泉首相の即時退陣要求」にというご意見です。

改行位置を修正しています。

皆さんこんにちは。 天木直人の緊急提言です。 ご賛同いただける方、転送転載どうぞ宜しくお願いします。


天木直人の緊急提言
2004年4月12日

 今緊急に行う事は、三人を救済する唯一かつ最善の方法が自衛隊の撤退であるという認識の下に、小泉政権を内閣総辞職にもっていく動きを国民が直ちに行う事です。小泉政権は「自衛隊を撤退しない」と言っているのですから。その小泉を引き摺り下ろすしかない。答えは自明です。彼は国民の手で選ばれた代理人でしかない。
その代理人が国民の生命と安全を軽視するどころか脅かしているのですから、即刻退陣を求めるしかない。第一報を聞いても二時間も酒を飲み続けたという事実一つでも辞職に値します。

 繰り返して国民の皆さんに申し上げたい。スローガンを「自衛隊の即時撤退」から「小泉首相の即時退陣要求」に切り替えたほうがよい。それはアルヤジーラを通じて世界に発信するメッセージとして、さらには三人の救済にとっても最善です。彼らが無事なうちに小泉退陣に追い込めば必ず三人は解放されます。小泉退陣の要求を強く求めていきましょう。私はその先頭に立ちたい。

 チェイニーに知らしめようではないか。米国が傀儡にしている日本の首相は日本国民の手で追放された。米国は日本国民の要望に逆らった政策を如何なる日本の首相にも命じる事は出来ない。米国は日本の自民党政権を相手にするのではなく、日本の国民を相手にしなければならないとことを占領以来初めて知る事になるのです。これこそ日本の革命です。三人を国民外交により救済し日本に革命を起しましょう。

 三人の日本人を救済する事の出来ない小泉首相の一刻も早い退陣を求める新たな動きを今すぐ始めましょう。

          天木 直人                       
                              
ホームページ:www.amaki.info

02:58 | TrackBack

2004年04月14日

米軍行動円滑化法案

イラク人質事件の家族に対して嫌がらせが多発し、発言を封じるような動きがある事、迷惑をかけたと謝罪する事態にまでなってしまったことは非常に腹立たしい事です。
家族は「お願い」をして「お礼」を述べるだけで十分。
「謝罪」する事は非を認める事。そんな必要は一切無いと思います。

イラクへの自衛隊派遣の先に見える恐ろしいもの。

今人質事件の裏に隠れて急速に決まりつつある「緊急事態基本法」ですが

米軍行動円滑化法案
11 土地等の使用
(1)内閣総理大臣は、武力攻撃事態において、合衆国軍隊の用に供するため土地または家屋を緊急に必要とする場合において、武力攻撃を排除する上で不可欠と認めるときは、期間を定めて当該土地等を使用することができる。
(2)国は、土地等の使用による損失を補償しなければならない。
(3)土地等を使用するため必要があるときの立ち入り検査を拒んだ者等に対する罰則を設ける。
自分の土地が米軍に収容されるかもしれないのです。しかも罰則付き。
こんなものがまかり通っていいものでしょうか。
今自衛隊派遣に賛成している人々は、自分の家屋が米軍のブルドーザーで破壊されても文句も言わず協力する「国家に従順な善人」たちなのでしょうか。

◆23時追記:

「大規模テロでも在日米軍出動ありうる」 外相認識示す - asahi.com : 政治
 川口外相は14日の衆院有事法制特別委員会で、日本国内への武力攻撃のほか、大規模テロなど武力攻撃に準じる「緊急対処事態」でも、被災者の救援などのため在日米軍の出動がありうるとの認識を示した。
政府が米軍に要請する根拠として特段の国内法は必要ない」
米軍は政府が頼めばいつでも出動できるわけですね。
米軍の弾薬が国内で炸裂する可能性があるわけで、こうなると生理的にも恐怖を感じます。
今回の人質事件に耳目が集まっている間に事はどんどん進んでいます。
憲法9条で非戦を誓った日本のアイデンティティはどこへいってしまったんでしょう。

04:30 | TrackBack

【要覚悟画像】フィスク氏によるイラク報道写真集

ロバート・フィスク氏(英の著名なジャーナリスト)によるイラクの写真
イラクの英米の攻撃の破壊および民間の犠牲の写真 (2003年3月以降)。
以下は私のインチキ訳

これらの写真のうちのいくつかは心臓の弱い人又は小さな子供にふさわしくないことに注意してください。
次の写真は、イラクの民間の犠牲の非常にごく一部分のみです。
イラクの様々な都市の民間のエリアで、英国とアメリカの爆撃によって人々が殺されました。危険により、満足なリポートができず、残虐行為を撮影し報告するためにはまだ多くのエリアに到着することができていません。爆撃が止まった後さえ、何千もの民間人がそれらの傷により苦しみ、死ぬことが続いています。
私たちは、このページで公開する為にイラクでの英米の残虐行為の写真を送ることをフリーな報道記者たちに求めています。

覚悟が出来た方は「http://www.robert-fisk.com/iraqwarvictims_page1.htm」クリック。
このような非道な殺戮(虐殺)を支援しているのが私たちの国日本なのです。

Yahoo!ニュース - 海外 - ロイター
イラクへの米軍追加投入を支持=官房長官  [東京 14日 ロイター] 福田官房長官は、午後の記者会見で、ブッシュ米大統領がイラクに米軍を追加投入する考えを表明したことについて、支持する考えを示した。  福田官房長官は、イラクへの米軍の追加投入をどう思うか聞かれ、「治安回復のためにどういう体制で臨むのかは米国が決めることだ」としながらも、「そのような目的にかなう体制をとるのはよろしいことではないか」と述べた。
13:17 | TrackBack

箕輪氏人質の身代わりに

これとてつまらぬ批判が出る事は予想出来ますが(もういくつか見つけました)、すべて織り込み済みの決意表明であろうと思います。すごいことです。

80歳の箕輪氏

私は十分に長く生きてきました。
と言える生き方を私もしなくてはと思います。

よど号ハイジャック事件の時、山村新治郎(当時運輸政務次官)氏…「後に二女に刺され逝去」が身代わりになって一躍英雄となったことを思い出します。
そんな官僚は今誰もいません。

ヘリが打ち落とされ、米軍は空爆を再開。あっという間に停戦は崩れました。
ファルージャの状況が人質解放に密接に関係しているというニュースも流れていたので、これで又遅れるなんてことにならなきゃいいのですが。

なお、他にも身代わりを申し出た方はおられるようです。
◆追記:
日本の世論が2分された事を悲しむ報道があったようですが、私はこれは悲しむべき事ではないように思います。(議論が巻き起こる事を嫌がる風潮と言ったほうが適当でしょう)
お互いに顔色をうかがって腫れ物に触れないようにするのではなく、もっと喧々囂々話し合える環境を作るきっかけにすべきだと思います。

2004年04月16日

豊田正巳写真展・北九州

豊田正巳写真展来てね!豊田正巳写真展・北九州
「イラク・戦火の下の子供たち」
知り合いが主催者メンバーですので、お知らせを手伝います。
お近くの方は是非おいでください!

■ところ:北九州市戸畑区 ウェルとばた2F交流プラザ
(戸畑駅となり 電話番号 093-871-7200)
■とき: 2004年6月8日(火)から13日(日)午前9時~午後9時 ただし13日は午後6時まで
■入場無料■ 写真展賛同人を募集しています!
■個人一口500円 団体一口1000円

■主催:『イラク・戦火の下の子どもたち』写真展 北九州実行委員会
■お問い合わせ先:093-921-6585(宮本) 090-8402-9177(小田携帯)

■後援:朝日新聞社 毎日新聞社 読売新聞西部本社 西日本新聞社 RKB毎日放送 エフコープ生活協同組合 グリーンコープ生協北九州

http://members.jcom.home.ne.jp/kitaq-toyoda/

02:00 | TrackBack

米国大使館の告発記事

9.11の後、アフガニスタン空爆の時は米国のメディア操作によって、世界中の人々が自宅に居ながらにして、テレビを通じ戦争ショーに興奮しました。
悲惨な光景は隠され、多くの死は我々の目にほとんど触れませんでした。
在日米国大使館のサイトにはタリバンによる大量虐殺の告発、人権侵害、残虐行為の記録が記されており、自らの正当性を主張しています。
今まさにアメリカはタリバンを非難したそれと同じ愚かな行いをイラクでやっています。告発はそのまま自分に向けられているのです。
そして私たちの選んだ人々による政府はこれを支持しています。
いいかげん目を覚まさなきゃならんでしょう。

メディアが載せない映像やメッセージは、真実を求める多くの人々の手でネットを通じて世界中に届けられています。

一時停戦中のファルージャより
http://groups.yahoo.co.jp/group/TUP-Bulletin/message/298
ファルージャからの報告:
我々は、ファルージャを「救済」するために破壊せねばならない
http://www.jca.apc.org/~kmasuoka/places/iraq0404c.html
米軍はファルージャ市民を虐殺している
http://groups.yahoo.co.jp/group/TUP-Bulletin/message/299
ファルージャの目撃者より:どうか、読んで下さい
http://www.creative.co.jp/top/main1272.html

先日のエントリでご紹介したフィスク氏のWebにある「要覚悟画像」
http://www.robert-fisk.com/iraqwarvictims_page1.htm
アルジャジーラによるファルージャで米軍に殺された子供ら遺体の写真集
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/8CB7C17E-F69E-48A2-8034-DEA425192815.htm

オマケ:人質事件の報道でピックアップ

ANN NEWS
 アルジャジーラテレビによると、3人はクベイシ師のモスクで解放され、聖職者協会のメンバーが迎えにいったということです。また、武装グループは「日本国民が、日本で自衛隊派遣に反対するデモ行進をした。だから3人を解放した。日本政府が何かをしたからではない」と話したということです。
不遜な態度ではありますが、コイズミ政権にとっては聞きたくないセリフでしょう。

反応

DoXさんのDESERTED CITIES OF THE HEART経由でソースを探しました。
※以下の記事はどうも差し替えられてしまったようです。現在は違う文言になっています。

asahi.com : ニュース特集 : イラク邦人拘束
「誰も危険を冒さなければ、私たちは前進しない。より良い目的のため危険を冒した日本人がいたことを私はうれしく思う」と述べ、3人の自己責任を問う声に反論。「危険を冒した市民がいることを、承知でイラクに派遣された兵士がいることを、日本の人々は誇りに思うべきだ」と述べた。
パウエルさんもいいことを言う。早く昔の姿に戻って欲しいですね。
JNNが単独インタビューしたもので、以下にビデオがあります。
http://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline944100.html
米国務長官「3人を誇りに思うべき」
 アメリカのパウエル国務長官はJNNの単独インタビューに応じ、人質となった3人について、「イラクの人々のために、危険を冒して、現地入りする市民がいることを日本は誇りに思うべきだ」と語りました。

コリン・コバヤシさんの「声明7」は極めて明快です。是非全文をお読み下さい。

--略--
本末転倒をしてはいけません。このような緊急時で、こうした事態にあった日本人がいた場合に、日本政府が彼らの救援するのは当たり前のことで、そのために政府があり、行政府があるのです。日常の事務ばかりではなく、そういう救援保護活動も公的行政府の遂行すべき任務のひとつなのです。<迷惑をかけるな>などという福田官房長官の言辞は、私企業の社長のいうことです。誘拐や拉致にあった犠牲者の家族が<心配をかけてすみません>と表明しなければならぬ事態。これこそ本末転倒です。緊急時や不可抗力による場合は<迷惑>かけてもいいのです。
--略--
全文は以下で読めます。
http://peace-event.seesaa.net/article/110162.html
このコリンさんという人物、フランスから3名の人質情報に関して時折的確な声明を流してくれていたようです。24時間で解放すると言われていたのに途中で邪魔が入ったという事も彼の声明で知りました。 どういう人物か知らなかったので、今彼の本を読んでみています。
この本で紹介されているゲランドの塩は、生協から届く我が家の愛用品で、とてもコクがあります。

ゲランドの塩物語―未来の生態系のために

◆追記:
神保哲生さんが主宰するVIDEONEWS.COMに、「外人記者クラブでひたすら謝罪とノーコメントを繰り返す人質の家族たち」映像とコメントがアップされています。TBありがとうございました。 http://videonews.jp/index.php?itemid=19

2004年04月17日

【続】反応

記事が変更になっていた真意は?と問い合わせを出していた asahi.com からお返事が届きました。

該当する記事は16日夕刊に掲載した。(夕刊は取っていないので未確認)
記事は常に新しくなっている。
この記事は第二版では該当部分が入っていたが、第四版になって本筋部分と「自己責任」部分に絞った記事として書き分けられた。Webでは本筋部分を採用したので該当部分は無くなった。
速報性を重んじているのでサイドの読み物的な話は内容の如何に関わらず、配信しないことがある。
との事でした。

asahi.com で「一部メディアとのインタビュー」となっているのは恐らくJNNの金平茂紀記者のものと思われますが、
http://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline944100.htmlでもおわかりになる通り、タイトルは「米国務長官「3人を誇りに思うべき」 で、

パウエル国務長官のこの発言は自己責任論を強調する日本政府の見方とは著しい対照ぶりをみせています。
と結びでも語っており(私も深夜のテレビで実際の放送を見ました)、このインタビューに限って言えばこれが「本筋」であろうと思います。
釈然としませんが、何かの圧力…とは考えたくないですね。

金平記者のレポートはいつも興味深く見ています。ご自身の考えをさりげなく入れていて、うまい。
ちなみに日本人人質への日本の反応に対する金平記者の個人的感想はこちら
タイトルも「呆れてものが言えない」です。

◆17日12時追記:

「日本にも新世代育つ」 仏紙が3邦人の行動を弁護 - asahi.com : 国際
「日本にも新世代育つ」 仏紙が3邦人の行動を弁護
 17日付の仏紙ルモンドは評論欄の1ページを割き、イラクの邦人人質事件に関するフィリップ・ポンス東京支局長の論評を掲載した。「事件は、外国まで人助けに行こうという世代が日本に育っていることを世界に示した」として、「無謀で無責任」と批判されている元人質を弁護している。
こういう反応が普通だと思うのですがね。
この記事の抄訳を余丁町散人さんがやってくださいました。
以下をご覧下さい。
http://homepage.mac.com/naoyuki_hashimoto/iblog/C394170269/E2083218708/index.html
そうそう、朝日朝刊ですが、逢沢副大臣が派遣された現地対策本部の主な仕事は「アルジャジーラを見ること--大使館関係者」だったと書かれていて、ぶっ飛びました。
日本の外務省ではアルジャジーラが見られないというのも何かで読んでいたので(新潮記事のつまみぐいだったかな)、わざわざアンマンまで行ってテレビを見たのでしょうか。
立派な行いですね。で、その費用を人質に負担させるんですか?
確かに「呆れてものがいえない」です。
日本は中東紛争の仲介役になれる貴重な立場にあったのに、自衛隊派遣で見事にそれを放棄してしまいました。国際社会に平和をもたらす素晴しい貢献が出来たはず。コイズミさんも後世に残る名宰相となれた可能性があったんですけどね。
もう手遅れですね。
今回の解放に力を発揮したイスラム宗教者委員会のアブドルサラム・アルクベイシ氏(師と書く向きが多いですが、その根拠が知りたいです)が憲法違反で自衛隊を派遣したと日本政府(国民ではなく政府)を非難していますが、このような所に常々パイプを繋いでおくのが外交じゃないでしょうか。

◆18日1時追記:
今回の人質になった方々は、監禁の長期化によりストックホルム症候群の懸念がもたれるという記事をいくつか見ました。
元々ら致されたレジスタンスと意見が食い違っていたわけではないので該当しないと思うのですが。彼らが反省して「二度とイラクへは行きません」などと言うはずが無いことは最初から予想出来た事でしょう。

2004年04月18日

「自己責任」

「自己責任」という言葉に違和感を感じた方も多いことと思います。
佐賀大学理工学部豊島耕一教授の個人ページ
「自己責任」という新語について
というリンクがあり、この熟語が比較的新しい造語であるという事を知りました。
個人的には使いたくない言葉です。
豊島教授は同サイトで「お上にまかせろ」思考の形成・維持に重要な役割を果たしているのが水戸黄門ではないかという論を展開しておられます。これも興味深い視点です。
この「自己責任」をキーワードに、もっと何かないか色々探しているうちに

桜井哲夫著「自己責任」とはなにか
講談社現代新書
にいきあたりました。

桜井氏は
《キーワードを疑う》[自己責任]為政者が使う言葉の背景探れ
というアーティクル(上記本の出版動機など)の中で、恐らくこの語源となったのは規制緩和をめぐる議論のなかから出てきた言葉だろうと推理しています。
出展:新聞研究 98年9月号(No.566)
■「自己責任」の語源説■

平岩外四を座長とする経済改革研究会の中間報告「規制緩和について」(一九九三年十一月八日)のなかでは、以下のように使われている(以下は内橋克人とグループ二〇〇一『規制緩和という悪夢』、文藝春秋、一九九五年、の巻末資料による)。
 「消費者保護のために行われる規制については、自己責任原則を重視し、技術の進歩、消費者知識の普及などを踏まえ、必要最小限の範囲、内容にとどめる」。
 「金融、証券、保険に係る規制については、自己責任原則を重視した競争原理の徹底を図るため、規制の一層の緩和を行う」。
--略--
ここで桜井氏は、自己責任原則という言葉は、競争原理と対になって用いられており、消費者保護のための規制を緩和することの利益は、消費者の側にはなく、競争する企業の側の経費削減に利するだけであるとも書いています。

語源となったいきさつは置いておくとして、バイアグラの薬害における「自己責任」等を引き合いに出しながら、この本の執筆動機を次のように述べておられます。

このように「自己責任」という言葉は、多くは「自分のことは自分で始末をつける」というふうに国民に思わせておきながら、実は行政の側が国民の自己負担をふやし、結果として弱者へのしわよせが進むことなのではないのか、というのが拙著の執筆動機であった。
丸山真男が天皇制国家の「無責任の体系」を批判した論考で述べながら、その後あまり注目されてきたとは言えない「抑圧委譲の原理」に焦点をあてたのは、弱者へのしわ寄せが起こる原因を指摘する必要があったからである。
個人の倫理が内面化されず、常に上級者の顔色をうかがい、自分の行為を正当化するために上からの正当化を求める。常に上からの圧迫を感じているから、下へ威張り散らすことで発散しようとする。上からの圧迫は、こうして常に下へ下へと送られ、最も弱い存在が被害を被ることになる、というのが「抑圧委譲の原理」である。
明治以来の官僚制機構のなかで、こうして声低き者が犠牲にされてきたのではないだろうか、というのが私の基本的な立場であった。
現在の日本は、個人が自己主張すると会社(今回は国)--1ランク上の「公」--が迷惑を被る構造になっており、公を守るために個人は犠牲を強いられる。
公の責任はこの構造を通して個人の責任へと転嫁してゆく抑圧委譲原理が働く事が、昨今言われている「自己責任」という言葉の持つ意味であるというのです。

これだけではよくわからない所も結構ありますが、私はこの本が今回の「自己責任」大合唱が何故巻き起こったのかに関してのヒントの一つを与えてくれているように思われます。
見つけただけで読んでおりませんが、エントリに上げておきます。

【風呂に入っていて出した今日の所の自己満足的結論】

自己責任とは、責任転嫁と見つけたり」 若蘭

蛇足:
#豊島教授の指摘した「水戸黄問」が、桜井さんの文章中にも登場します。

2本目の蛇足:
自ら考え、決める「自己責任」が浸透している中国でのお話し「自己責任とは???」
これもまた興味深い記事です。
http://home.eol.ca/~toroho/jikosekininntoha.html

2004年04月20日

ここまでのお礼

イラク戦争、人質問題などに関するエントリに沢山のコメントやトラックバックをいただき、本当に感謝しています。
ここ2日ばかりは、これまでのエントリに関連するブログを見つけてトラックバックを送ったり、余所様のブログに訪問してコメントを付けたりしておりましたので、新しい書き起こしをしておりません。(TB送りまくったので迷惑された方も多かったかも)
むりやりネタを探すことはしたくないし。
コメントやトラックバックすべてにお返事が出来なくて済みません。本当にありがとうございます。一人ではないのだという事を認識出来ましたし、ブログの使い方が少しわかってきました。
お礼を書いちゃうと終わりみたいですが、これは始まりですね。
天の邪鬼な性格なもので、なるべく違う視点から見るように心がけていますが、なかなか難しいです。
文才がないもので(他のブログの名文を見て痛感)、本当に平易な書き方にしかなりませんが、愛読して下さっている皆さんが興味をひくようなエントリを「ぼちぼち」書いてみたいと思ってます。
コメントやトラックバックのお礼でした。

14:28 | TrackBack

2004年04月26日

イラクの人質への非難・中傷を直に止めるよう訴える緊急署名

イラクで人質になった方々の活動に敬意を表し、これらの方々への非難・中傷を直ちに止めるよう訴える緊急アピール
リンク先最下部の左にある「署名開始」をクリック。メールで登録番号が送られてきますので、それを使って署名が出来ます。

イラクで人質となった5人の方々が無事解放され帰国されたにもかかわらず、政府やマスコミの一部では、これらの方々とその家族の方々の「自己責任」が声高に叫ばれています。さらに一部では、5人の方々の過去の経歴なるものを持ち出して、いわれのない非難・中傷さえ、なされています。そのため、一足先に帰国された3人の方々は、人質の体験に加え、こうした冷淡で非人道的な非難・中傷によって精神的に追い詰められ、心身を傷つけられています。 しかし、5人の方々は戦禍のイラクの悲惨な事態に心を痛め、ジャーナリストとして、また草の根のボランティアとして、イラクの人々に人道支援の手をさしのべようとした若者です。

私たちは、このように日本が世界に誇るべき方々にいわれのない非難・中傷が浴びせられている日本の現状を憂えるとともに、ささやかではあっても、大学で働く教職員の良識において、日本人の人道精神をイラクの人々へ届けた5人の方々とその家族の皆様に敬意を表し、激励したいと考えました。また、5人の方々への不条理な非難・中傷を一刻も早くなくすよう、政府、マスコミ、そして国民の皆様に向けて緊急のアピールを出すことにしました。

そして、このアピールを5人とそのご家族の方々に届けるとともに、政府各機関、マスコミにも伝えたいと考えています。

大変、急なよびかけではありますが、皆様のご賛同を心よりお願いする次第です。どうかよろしくお願いいたします。

2004年4月25日

よびかけ人
小野塚知二(東京大学大学院経済学研究科)
小森陽一(東京大学大学院総合文化研究科)
○醍醐 聰(東京大学大学院経済学研究科)
野村剛史(東京大学大学院総合文化研究科)
横山伊徳(東京大学史料編さん所)
市野川容孝(東京大学大学院総合文化研究科)
○ 代表世話人

==> イラクで人質になった方々の活動に敬意を表し、これらの方々への非難・中傷を直ちに止めるよう訴える緊急アピール

2004年05月12日

本: 日本政府よ、嘘をつくな!

出版社/著者からの内容紹介
マスコミがまったく報道しなかった「イラク日本人拉致事件」、解放までの知られざる真実!
市民ネットワークの声こそが、拉致グループの心を動かした。
グローバルウオッチのコリンさんによる本が出ます。現在予約受付中。

12:17 | TrackBack

2004年05月24日

「日本政府よ、嘘をつくな!」到着

エントリ「本: 日本政府よ、嘘をつくな!」でご紹介した本が届きました。

日本政府よ、嘘をつくな! ――自衛隊派兵、イラク日本人拉致事件の情報操作を暴く

北朝鮮からの家族帰国話で、すでに忘れ去られようとしているかに見える、イラクでの3名の日本人ら致騒動。
一喜一憂していた私たちに度々情報を提供してくれていたグローバルウォッチ/パリのコリンさんとはいったい誰なのか、グローバルウォッチとはどういう団体なのか大いなる興味を持って読みました。

3名が解放されるに至った本当の理由は、グローバルウォッチを初めとする市民レベルでのネットワークの力であり、それが今回どのように働いたか、日本政府がいかに無策であったかもよくわかる本です。
「3人を殺さないで! 3人は私たちの仲間だ!」4月9日、この言葉が、世界の市民ネットワークを駆けめぐり、解放に繋がったという経緯が詳しく書かれています。
本書の元々の出版動機は、日本政府に招かれたイラク民主化リーダーの一人であるリカービ氏が小泉首相と会談。リカービ小泉会談が自衛隊の派遣に利用された(情報操作された)実体を暴き、リカービ氏が本当に言いたかったことを、インタビューを元に伝えようとしたということですが、以下のサイトにまだ残っている捏造?記事を否定する内容も興味深いです。
このリカービ氏、そうとうしたたかな方ですね。
Japan Today
http://www.japantoday.com/e/?content=news&cat=1&id=286241
上記記事の元になった週刊ポスト/2004.1.1・9の記事
http://www.weeklypost.com/jp/040109jp/news/news.html

イラクら致に関してアンテナを張っていた方、解放に対してささやかにでもアクションを起こした方は必読ですね。

5月25日追記:

blog::TIAO: 「私たち国民の立場・・・」というニュースキャスターたちの欺瞞
ネットはブロードバンド化し、誰もが情報の発信者になれるし、オルガナイザーにもなれる時代だ。マスメディアに「私たち国民」の代表をやっていただかなくても、オルタナティブなメディアをつくり出すことはできるだろう。「私たち国民」にとって今必要なメディアとはなんなのか、これまで専門職だけが扱う領域とされてきたジャーナリズムというのは「私たち国民」にも参加することが可能ではないのか・・・そういったことを議論してもよい時期に来ているのだと思う。
ここでTAOさんが述べられているオルタナティブな新しいメディアの一つが、今回のグローバルウォッチを初めとする方々の努力によって機能し始めたように思います。
今回のら致を解決に導いた大きな力は、決して日本政府ではなく、そうした新しいメディアのパワーによるものです。
リカービ氏来日時の政府や大手メディアによる情報操作の実体を暴き、その後真実を報道させるために動いた人々による力はその潮流を感じさせます。
醍醐聰氏が代表世話人を務める「イラクから帰国された5人をサポートする会」が「朝まで生テレビ」のアンケートを中止させた事もその一例でしょう。
http://ac-net.org/honor/
本書はその新しいメディアには勿論私たち一人一人も参画しているのだという実感を持つことが出来ます。

2004年05月26日

ノンフイクション絵本「戦争のつくりかた」

ノンフイクション絵本「戦争のつくりかた」全36ページ

わたしたちは、未来をつくりだすことができます。
戦争しない方法を、えらびとることも。
戦争のつくりかた
WEB版、PDF版、製本用PDF版があります。

2004年05月27日

喜納昌吉氏参院選へ立候補 ▼

民主党で比例区から立候補だそうです。
有事関連法などは自分の主張と矛盾しているとしながら、何故民主党なんでしょう。
より現実的な選択?とも思えませんがね。

戦争より祭りを
すべての人の心に花を
すべての武器を楽器に

今後の活動を見守りたいと思いますが、正直「がっかり」しました。
喜納昌吉&チャンプルーズ 公式サイト
NGO ピースメーカーズ・ネットワーク
28日追記:
特設サイトが出来たようですが、何故主義主張の異なる民主党なのかというコメントは一切見られません。政党の傘の下に入るという意味は大きいと思いますが。

2004年05月29日

読売社説

読売新聞は取っていないので知らなかったのですが、「佐波川のうた」を読んでからYOMIURI ONLINEの社説を読んでみました。
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20040528ig90.htm
この社説では今回の日本人ジャーナリスト襲撃事件を、前回の3名の人質事件とは異なり、よくあることで、特異な事件ではないと葬り去っているように見えます。

特別な事件というわけではない。 決して珍しいことではない。 いちいち大騒ぎされたわけではない。 自衛隊のイラク派遣と関係づける問題ではない。

たかだか原稿用紙2枚程度の文章中に否定的な言葉がこれほど詰め込まれているので、余計目立っています。
普通のことにしてしまっていい話しなんでしょうか。読売さん。
あなたがた大手のジャーナリストが弱腰で政府の勧告をへへーと聞いて撤退してしまったイラクでの話しですよ。
今一体だれからニュースを得ているんでしょうか。
邦人が海外で死んだ事をそれほどまでに普通のことにしたいのは何故ですか。
たちの悪い冗談もいいかげんにしないと。

ことさらに前回の人質事件を持ち出して、「家族が自衛隊のイラクからの撤退を掲げ、政府に政策変更を要求したことが、無用な混乱を招いた」とは何を意図する文章なのでしょう。
自衛隊のイラク派遣と襲撃事件との因果関係をどうこう言うつもりはありませんが、自衛隊がイラクに派遣されなければ、これほどイラクの人々の対日感情が悪化する事もなかったという意見には賛成です。咋夜の「朝まで生テレビ」でも体制側の人間ですらそれを肯定していました。
リカービ氏も小泉さんと会談した時に警告しているはずです。

このような形でメディアが政府にすり寄った態度ばかりを取り始め、世論が操作されていくのは大変怖い事です。

2004年05月31日

橋田さん、小川さんのドライバーへのインタビュー

Doblog - ☆シバレイのblog☆ - 橋田さん、小川さんのドライバーへのインタビュー
イラクで取材を続けているフリーランスジャーナリスト・志葉玲さんが橋田さん、小川さんのドライバーだったラアドさんにインタビューした記事をアップされています。
16:23 | TrackBack

2004年06月30日

Ms.Tokyoの未来(選挙に行こう)

☆シバレイのblog☆ イラク取材日記で、殺された橋田さん、小川さんにかわいがられた現地の可愛いい女の子(Ms.Tokyoちゃん)が自慢げに二人と写した写真を見せている所が紹介されています。
悲しいエピソードですね。
Tokyoちゃんが又可愛いいんです。

主権委譲の後、フセイン政権の時米公認テロをやっていたというアラウィ首相が束ねる傀儡政権は一体どうなるのでしょうか。
一日にして名前が「多国籍軍」と変わって、中身はちっとも変わっていないのは明らかにまやかしです。
Ms.Tokyoちゃんが笑って暮らせるイラクになって欲しいと心から思います。

持ち回り閣議とやらを速攻で開き、あれよあれよという間に自衛隊を多国籍軍に参加させたポチ政権は一刻も早くいなくなって欲しいですが、どうしたものか。

選挙間近。
私自身、これほど現政権に腹が立ち、早くやめて欲しいと思った事は、いまだかつてありませんでした。自国の首相をポチ呼ばわりするなんぞ、大人げない事も初めてです。
注目はみどりの会議です。
中村敦夫氏は、自身の最後の選挙だと語っていますね。
ともかく選挙にはなにがなんでも行きます。

自衛隊イラク派兵差し止め訴訟

自衛隊イラク派兵差し止め訴訟の会自衛隊イラク派兵差し止め訴訟の原告団に加わることにしました。
「やむにやまれぬおもひ」です。
自衛隊イラク派兵差し止め訴訟の会
第三次原告募集締め切りは7月12日で、まだ追加募集しています。

手続きは難しくありません。
委任状と、陳述書(A4用紙一枚に書いて3部コピーしたもの)の送付、3000円の振り込みだけです。
書類はそろえたのでもう出すだけ。
参加費は明日にでも振り込もうと思います。
強いて言えば陳述書の作文が大変かな?
でもブロガーなら大丈夫でしょう。
何事も経験経験。

イラク「派兵」という言い回しはちょっとひっかかります。
しつこく拘って「派遣」と言いたいな。
追記:出かけるついでがあったので全部出してきました。

16:08 | TrackBack

2004年07月05日

PEACE 21(平和のためのイベント)

peace21ポスター毎年夏に行っている「下関平和のための戦争展」、「下関平和美術展」、「下関平和コンサート」の3つのイベントをまとめて最近は「PEACE 21」と呼んでいます。

●第23回「下関平和のための戦争展」 8月24日(火)~30日(月) シーモール2Fサンパティオ 10時~19時 森住 卓「イラク 戦争と子供たち」等写真展

●第14回「下関平和美術展」
8月3日(火)~8月8日(日)
下関市立美術館
No Warの想いを託すアンデパンダン展

●第10回「下関平和コンサート」
8月29日(日)14時開演
下関市民会館中ホール
1000円

peace21会議平和コンサートは第1回目から発起人の一人として関わっています。
今晩その打ち合わせ会議が開かれました。

この複合イベント「PEACE 21」、ようやくホームページを作って世界に発信しようという事が決まりました。どうやら担当は私になったようです。(人ごとみたいに書くなよ)

平和美術展の出展状況が芳しくありません。
今、こういう時こそ、アートを通してのメッセージを発していただきたいと思うのですが、今年はちょっと遠慮しますという方もおられるとか。
ちょっと危機感を感じます。
誰でも平和への想いを下関市立美術館に展示出来るので(無審査です)、多くの方の参加で是非とも盛り上げたいのです。
なるべく早めにホームページを立ち上げる必要がありそうです。

2004年07月07日

とりあえず打倒小泉?

喜納昌吉氏が民主党から参院選出馬エントリで、残念だと書きましたが、今でもその考えは変わっていません。

喜納氏はWebでの説明「なぜ民主党から?」で以下のように答えています。(一部抜粋)

小泉政権は数の論理で、かつてない暴政をおこなっています。それにムチを打てるのは今のところ民主党しかありません。
かつて武器を放棄したことのある沖縄の心を、民主党という乗り物を借りて表現できれば、大きいインパクトを与えられると思っています。私と民主党の間には、確かに意見の違いがあることは承知しています。そして、その事を大同小異として片づけるつもりはありません。小異をしっかりと改革していこうと思っています。

小泉政権をとりあえず倒してくれる力があるのは民主しかない、というのは、これまた氏の批判する数の理論でしかなく、説得性に欠ける主張で賛成出来ません。
全く党に搏られずに活動出来るのか、といえば「否」でしょう。
「今のところ」などとという選択肢は私には取れないなぁと思います。
勿論現政権にNO!を突きつけるためにはそういう手も「あり」だとは思いますが。

支持政党なし層では、打倒小泉のために、実体は自民と大差ないように見える民主にとりあえず入れるのか、弱小でも心から納得出来る所に入れるのかというジレンマを抱えている人も多いかもしれません。
喜納氏の立場は大変象徴的です。
「迷い」のせいで浮動票が分かれてしまうのはまずいので、どこかに集中させる必要があり、それが「民主」なんだという論はやはり納得できません。
このエントリは喜納氏を批判する意味で書いたものではありません。立場は人それぞれ。
私は比例では「みどりの会議」に入れる予定です。
保守王国山口。本当に自民は危ないのか?どうも、あおって危機感を持たせているだけのような気がするけど…

2004年07月08日

バグダッド市街戦米軍の実体

☆シバレイのblog☆ イラク取材日記は毎日目が離せないのですが、今回はバグダッドでの米軍の恐るべき実体を「バグダッド市街戦/後味悪い取材」で密着レポートされています。
なりゆきで米軍に同行した志葉 玲さん。
ひとしきり銃撃戦を行った後、武装勢力がいなくなり、戦果が上げられないと、今度は民間人を連行して撤退する米軍の一部始終を見ているのです。
これには唖然とします。
これまでアブグレイブ刑務所の事件などで断片的に伝わっていた事の成り行きはこれなんだなと納得せざるを得ません。
これでは略奪、虐待、なにがあってもおかしくない。
戦争が日常化しているイラクの様子が伝わってきます。
こんな事は大手のメディアでは決して報道されないでしょう。
まさにネットの威力ですね。
ともかく無事に帰国していただきたいです。

04:29 | TrackBack

2004年07月10日

改憲案を見てから選挙へ

いよいよ明日ですね。
憲法改正に関しては自民党は今回の選挙で争点になることを避けているという事ですが、以下の自由民主党・政務調査会の憲法調査会~憲法改正プロジェクトチームがまとめた「論点整理(案)」の全文を読んでから選挙に行った方がいいと思います。
勿論他の政党のものも見ておくべきですね。
探してみてください。

ちょっと眺めただけですが、

まず国家ありきの発想である。
憲法改正に国民投票は必要ない。
最高裁判所による違憲立法審査権の行使には不満。
家族という概念にまで国家が介入する意図。
などなど。

こりゃ怖い。

2004年07月24日

PEACE 21公式サイト

KANWAKYUDAI::Blog: PEACE 21(平和のためのイベント) ホームページを立ち上げる必要がありそうです。
と書きましたが、とりあえず作りました。Livedoorさんのブログ付きです。 http://peace21.jp/
01:44 | TrackBack

2004年08月06日

千羽鶴の想い出(広島原爆忌)

「ねこづらどき」のエントリ「千羽鶴 ~広島原爆忌~」を読んで
以前ネットで賛同者を募って、千羽鶴を送ってもらい、私が代表で広島に行って、直接届けるというのを一度だけやってみたことがあります。
インターネットなどまだ使えなくて、パソコン通信時代だったなぁ。
その時は全国から封筒に入れて輸送という事だったのでなかなか集まらず、千羽には達しなかったような覚えがあります。

広島へは、家族全員で行きました。
直接行ってみるという行動を通して平和への想いが子供たちに伝わればいいなとも考えました。
あのイベントは1年限りでしたが、未だに心に残っています。
「ねこづらどき」のなおくんさんのおうちでは千羽鶴を折り始めて3年目とか。
素晴しいです。
毎年忘れないで伝えていく事はとても大切なことだなと、改めて考えました。
下関ではこの夏も PEACE 21 というイベントを通して、大切な記憶を風化させない試みを継続します。
追記:
今年の平和宣言(広島)
秋葉市長、具体的な提案もあり、なかなかいい宣言でした。
気力の無い小泉さんの挨拶と対照的。

低気温のエクスタシーbyはなゆー -北国tvさんの
バグダッドからの手紙「親愛なるヒロシマへ~あなたの姉妹より」にリンク張っておきます。

吉永小百合さんの朗読、ギターは村治佳織の第二楽章はお勧め。

第二楽章
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吉永小百合
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心に響く詩たち・・・

2004年08月29日

平和コンサート終了

平和コンサート 2004時:2004年8月29日(日)14:30開演
所:下関市民会館中ホール
今年で10年目を迎える下関平和コンサートに、今年も無事夫婦で出演出来ました。
私たちはノスタルジックな日本、夏をテーマにした選曲で、ベートーベンの月光(映画「月光の夏」にちなんで)夏の想い出、赤とんぼ、Summer(映画「菊次郎の夏」テーマ)をDUOで演奏。Summerは、この会のためにピアノ版をギターDUOにアレンジしました。

音楽を通して平和を語るコンサートもそろそろ一区切り付ける時期が来ているようです。
リピーターは沢山おられるのですが、高齢者が増えてきています。
近隣の、プロ、アマ混在でジャンルを問わない出演者が支えて来た演奏会ですが、平和を後世に語り継いでいくためにも、若い人たちをもっと取り込んだ催しへの脱皮が必要でしょう。
最後の全員合唱
入り口付近に、これまでのプログラムと写真を展示
平和のための戦争展
市民会館のすぐ隣、シーモール泉の広場で開かれている「平和のための戦争展」の様子。明日が最終日です。
http://peace21.jp/heiwano_tameno_sensoten.html

2004年10月05日

イマジン

Yahoo!ニュース - 株式 - 時事通信 武器輸出禁止の解除、具体的検討を=日本経団連 *西岡喬日本経団連副会長(三菱重工業会長)は4日、首相の私的諮問機関「安全保障と防衛力に関する懇談会」が報告書で、武器の輸出を事実上禁止した武器輸出3原則の緩和を求めたことについて「政府で具体的な検討を進めてもらいたい」などとする談話を発表し、作業の推進を求めた。報告書は、米国向けなどに限定して緩和する方向性を示した。
イマジン 想像してごらん あなたが精魂込めて作った部品が、彼の地で人々の命を奪い、その家族を悲しみのどん底にたたき込んでいやしないかを 想像してごらん あなたが得た札束は、どす黒い血にまみれていやしないかを 想像してごらん 私たちの払った税金が、巡り巡ってあの人達を死に追いやっていないかを 想像してごらん あなたが耕した土地が、今戦いに赴く戦士たちの出発の場所になっていやしないかを

想像力が足りなさすぎ…というか、持たせないようにし向けられている事を知らねばなりませんね。
生の戦場がちっとも見えない戦争に私たちは知らず知らずのうちに加担している。

米大統領選:テレビ討論後の真の勝負はネット上で
http://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20041001204.html
米大統領選挙ではブロガーは大きな役割を担っています。
白田秀彰
インターネットの法と慣習
この辺も面白いのでクリップ。

2004年10月07日

意味わからん独禁法改正案

課徴金10%で決着 独禁法改正案、成立見通し - asahi.com : 経済 課徴金10%で決着 独禁法改正案、成立見通し  公正取引委員会が提出する独占禁止法改正案が臨時国会で成立する見通しとなった。焦点となっていた課徴金の引き上げについて、自民党の独禁法調査会が5日、製造業などの大企業は違反対象となる売上高の10%(現行6%)、中小企業は4%(同3%)とする案を了承したためだ。公明党も了承の方向で、政府は15日にも改正案を閣議決定する。談合やカルテルへの抑止力強化が狙いだが、自民党や経済界の反発に配慮して引き上げ幅は当初案より圧縮された。
違反で得た収入分は全体の16%だったとのことですが、ということは10%課徴金を持って行かれても、まだ6%は上乗せ出来ているので、痛くないわけですね。 何のための課徴金なのでしょうかねぇ。 違反して罰金払ってもおつりが来る。
 改正案は、違反行為を自ら申告した企業のうち先着3社(原案では2社)を課徴金減免の対象にするほか、カルテルを自主的に離脱する企業も、課徴金を軽減する。

これもひどいというかお話にならない。
違反して真っ先にに手を挙げたら丸儲けなの?
先着って何?開店セール?意味わからん。
うまく違反して荒稼ぎしなさいと言ってるのと同じです。
「公取委、橋梁入札で談合疑い」のニュースも空しく響く秋でした。

追記:改正法が骨抜きになっていってる事に対して、今回の橋梁談合摘発は公取委でまじめに働いている人たちの意地なのかな?という気がしてきました。

2004年10月15日

米国大統領選挙候補者国際投票

米大統領選、こんな大事な選挙に、どうしてアメリカ人しか投票出来ないんじゃ!とお嘆きのあなた。
投票出来ます。以下からどうぞ。17日までです。お早めに。
http://www.choice21.org/

2004年10月23日

米大統領選挙こども投票

子ども番組のオデオン(5セント劇場)・ケーブルチャンネルが40万人の子どもを対象にオン ラインで19日に実施した、米大統領選挙子ども投票。 20日に発表された投票結果によれば、ケリー57%対ブッシュ43%。 1988年以来、過去4回の大統領選で実施され、的中率は100%だそうです。 米国大統領選挙候補者国際投票エントリでお伝えした投票の結果はというと
101カ国・地域から5,767人が、米国次期大統領あるいは米国の将来に強い関心をもつ非米国市民として、投票に参加しました。そして、それぞれの得票数は以下のようなものです。
ケリー候補の得票:4,409票(76.5%)
ブッシュ候補の得票:516票(8.9%)
棄権票:842票(14.6%)

http://www.choice21.org/
こちらは投票者数がちょっと少なすぎで、企画倒れの感ありですね。
日本と韓国の民間組織共同主催だったようですが。
11:54 | TrackBack

2004年10月27日

イラクの邦人ら致再び

シバレイのblog 新イラク取材日記 とにかく、繰り返し警告するが、今回の相手はかなりヤバい。香田さんがどういう動機でイラク入りしたにせよ、政府関係者には自分達の発言が香田さんの命を左右すると思ってもらいたい。
シバレイさんはポチが即座に自衛隊撤退はしないと発言したことを電話のガチャ切りにたとえていますが、確かにその通り。人の命の重さなんてこれっぽっちも考えていない感じです。 何故事実関係をしっかり調べ上げるまでコメント無しに出来ないのだろう。取り巻きも含めて最悪な連中だな。

役立たずと地元に言われ続け、砲撃まで受けてていて留まり続ければこのような事が起こるのは誰しも容易に想像出来たことでしょう。
撤退のタイミングは何回もあったはず。
宿営地にこもっている隊員のメンタル面も心配です。
いいかげん撤退させないと、又考えたくない事態が次々と起こり、最悪の結果を招くでしょう。先の予想も出来ず、危機管理も無し。本当にバカのようですね。ポチは。

GLOBALVOTE2004

アメリカ人以外でも投票できる米大統領選挙もう一つめっけ。
Globalvote 2004 - where non-americans get to vote - have your say in the US electionEven if you are not a US citizen, the November 2 presidential election will have a huge impact on your life. The very idea of democracy requires that you should have a say in choosing who determines your destiny. This site therefore allows non-Americans to vote in the 2004 US presidential election.
23:14 | TrackBack

2004年10月28日

www.georgewbush.com HTTP エラー 403 - アクセス不可

ブッシュ陣営はネット音痴--選挙用サイトで海外からのアクセスを遮断 - CNET Japan Bush陣営の公式ウェブサイト「GeorgeWBush.com」では、米国外からのアクセスを遮断している
http://www.georgewbush.com/ クリックしてみましょう。本当にアクセスできません。 さすがにポチの飼い主。やることが違う。

2004年10月29日

国旗・国歌「強制でないのが望ましい」陛下園遊会で

国旗・国歌「強制でないのが望ましい」天皇陛下が園遊会で - asahi.com : 政治 天皇陛下は28日の園遊会の席上、東京都教育委員を務める棋士の米長邦雄さん(61)から「日本中の学校で国旗を掲げ、国歌を斉唱させることが私の仕事でございます」と話しかけられた際、「やはり、強制になるということではないことが望ましい」と述べた。
この重大発言を引き出した米長氏を逆説的に褒めておきましょう。 皇太子もそうですが、最近皇室の方々は頑張ってますね。 しっかりしたお考えをお持ちなのでしょう。さもありなん。あれらとそれは別なのよね。 これは各方面でかなりの影響を持つお言葉でしょう。 実は天皇が日本の最後の切り札なのかもしれないなぁと、ちょっと思いました。

1881年発行の音楽教科書『小学唱歌集初編』に載った「君が代」に掲載された君が代の2番。
「きみがよは 千尋の底の さざれいしの 鵜(う)のゐる磯と あらはるるまで」
礫岩が風化して鵜の住む海岸まで流れるのに何年かかるのだろう。

1番前半は、礫がたい積して岩石となるまでを謳っているので数万年規模のスパンですが、その後の歌詞がいけない。
苔は1年も経たずにすぐ生えます。
タイムスケールが違いすぎ…故に、この歌詞はむちゃくちゃ、とは、私の習った岩石学教授の弁。
決して私の説ではありませんよ。

追記:
今テレビで又再放映していました。
天皇は「教育委員のお仕事は?」「どうですか?」と明らかに水を向けておられるように見えましたね。
うーむ、あれは意図したものだったのか。

2004年10月31日

若者の死に思う

「すいません」の一言に込められた思い。

私たちには、あのビデオと、死体発見のニュースの間になにが起こったかを想像するだけの材料はありません。
でも、限られた時間の中で何度何度もも訪れて彼を苦しめたであろう、激しく狂おしい後悔の念と、徹底的な死の恐怖に打ちのめされながら、斬首に至った事は想像に難くない。
彼を自業自得と責める事は私にとっては何の意味もありません。

世界の人が皆、目をそらさず、想像をたくましくして、少しだけ、ほんの少しだけでもその思いを共有出来たら、何かが変わるきっかけにはなるかもしれません。
そのくらいの望みは持ちたい。
彼の事を思い、そのことを記憶に留めようと思います。
政府、家族、彼を助ける為に動いた世界中の人にかけた迷惑と、彼の命を天秤にかけるわけにはいきません。

やはり、このことを書かずには、どんなエントリも起こす気にならなかったので一言書き留めておきたいと思います。

2004年11月01日

おじさん憤る

一つ前のエントリに付いたコメントに返事を書いた後、郵便物の発送で近くの郵便局へ。
ゆうパックを出しに来ているスキンヘッドのおじさんが、待っている間に窓口で、大きな声で一方的にまくしたてている。
「香田さんかわいそうになぁ!小泉はもうすぐ辞めるけぇ!こんなことしちょったら自衛隊は皆死んでしまう!○×じゃあ、皆そう言うとる!」
早口なので全部は聞き取れなかったけど、そんな感じ。
コメントを書いた後で、あまりにもタイムリーな出来事でした。
「わかるよおじさん!」と、思わずおじさんの手を取りそうになった。
対応の局員さんも、ちょっと迷惑そうな口ぶりではあったが「そうですねぇ」と応待していました。
こんなおじさんが増えるといいんだけど。
ちょっと嬉しかった。

2004年11月02日

Eminem's Mosh

エミネムが反ブッシュのビデオクリップ--米大統領選で盛り上がるネット - CNET Japan 米大統領選挙の投票日を目前に控え、ネット上ではミュージシャンとファンによる政治的なレトリックのボリュームが上がっている。先週、ラッパーのEminemが政治色の濃いミュージックビデオをリリースした。
Eminem's Moshこれはすごい! ここまでやるか。 まずはともかく以下のURLでビデオクリップをご覧下さい。 QuickTime Playerが必要です。 http://www.gnn.tv/content/eminem_mosh.html さすがエミネムちゃん。ただ者ではないですね。 ビデオクリップの完成度も高い!間に合わせで作ってはいません。 アメリカって国は日本とは比べものにならないほど政治への関心が高い事も、改めて感じます。さて、選挙の結果やいかに。

このビデオ、ローカルに保存可能ですよ。
私もゲット&セーブ。

お気づきの方も多いと思いますが、現職ブッシュは頻繁に登場するものの、対するケリーはほんのの一瞬しか出てきません。わざと隠しています。
有権者の心理をよく考えた作りです。
ラップって、私は全然好きじゃないけど、このジャンルの持つメッセージ性は、こういう場面で強烈にパワーを発揮する事が出来るんですねぇ。
ベトナム戦争の頃は反戦のメッセージソングが多数登場しましたが、ラップはもっと直裁です。強烈なビートと言葉しかありませんからね。

2004年11月07日

ファルージャ攻撃ビデオ

ロイターTV
11月6日 FALLUJA
反政府運動家がSamarra(イラクのスンニ派イスラム教徒中核地域中の別の都市)の中で34人を殺した破壊的攻撃を始めた一方、Fallujaを攻撃するように用意を整えた米軍は土曜日に反逆者の拠点を砲撃。
U.S. bombardment of Falluja 一体いつまで続くのでしょう。
ブッシュ再選で、最後っ屁を放って撤退準備などという事はあり得ないのでしょうか。
2期目は方針転換するとか、楽観視したコメントもあるようですが、この闇の中で燃えさかる炎と煙の中でなにが起こっているのかを思わずにはいられません。
もういい加減にやめてくれ。
asahi.com : MYTOWN : 山形
自衛隊イラク派遣「決して安全ではない」 第6師団長
陸上自衛隊のイラク派遣で、第4次派遣隊(復興支援群)編成命令を受けた第6師団は5日、部隊編成を終えた。陣容は約500人。
司令部のある東根市の神町駐屯地からは、群長に就いた福田築1等陸佐(48)=第20普通科連隊長=ら約330人が出る。第4次隊には直ちに派遣命令が出された。3陣に分かれて今月中にイラクへたつ。
記者会見した中村信悟師団長によると、隊員は山形、宮城、福島の5駐屯地に散在する6師団の部隊から主に選ばれ、神町は最多。福島駐屯地が約60人、郡山駐屯地が約50人で宮城県の2駐屯地は十数名という。
宿営地への着弾が相次ぐなど治安悪化が指摘される時期の派遣に、中村師団長は「決して安全ではないが、復興支援は国益にもつながり、国際平和に貢献できる場となる」と強調した。
派遣延長と隊員の交代は別問題だとのことですが…
00:19 | TrackBack

2004年11月08日

囚われのファルージャ(転載)

アンマン滞在中の原文次郎さん(日本国際ボランティアセンター/イラク現地調整員)から転送されてきた、バグダッド市民の緊急メール。転送・転載可だそうです。
http://ac-net.org/honor/doc/041107-kidnapping-faluja.php
囚われのファルージャ (原文次郎 訳)
誰もが、全てのものがファルージャで囚われの身になっている。
女性、子ども、家族、歴史、人間性、そして平和が。そして世界は米陸軍部隊が市民を殺す様子、どんな爆撃機が使われるのか、どんな兵器がファルージャで試されるのかをただ見ているだけだ。
世界は死に体になっていて、いなかる感情も、反応も示さない。
あなたはファルージャが意味するものを知っていますか?それはこの世界のどの都市にも当てはまることです。
それはヒロシマであり、カブールであり、ファルージャは人間性の漆黒の将来‐民主制と平和の名のもとに行われる殺戮を意味します。
ファルージャはファルージャの人々のもとにあるものを意味するだけではありません。
ファルージャはこんにちの世界のシンボルなのです。大魚が小魚を食べてしまうような世界の。

沈黙を保っていると、あなた方の街が、あなた方の歴史が次の番です。いかにして最新の技術が容易に無実の子どもたちや脆弱な人々を殺せるのかを見続けなさい。そして次はあなた方の番です。
誰でも、きょうの犯罪に否定的な立場を取る人々が、歴史と人間性の前に照らして、(あすには)この犯罪に手を貸す者になるのです。誰もが臆病さやおびえから免れられないのです。それが、シェイクスピアの言うところの「なすべきか、なさざるべきか」という問題なのです。
ファルージャはわれわれの嘆きを期待していません。ファルージャはすべての良心を呼び覚ますような強い叫びを必要としているのです。

Kidnapping of Faluja
Every Body, every thing is kidnapped in Faluja, Women, Children,families, history humanity and peace. And the world is only watching,how the US army will kill civilian, and what military plane will be used. What weapons will be tested in Faluja. The world is become just dead body has no feelings, and no any reaction. Do you know what Faluja mean, it mean every city in this world. It means Hiroshima, Kabul. Faluja means the black future of humanity and the killing by the name of democratic and peace. Faluja isn't belonging to Faluja people only; it is the symbol for today's world. The big fish eat the small one.Keep client and your city will be the next, and your history will be the next. Keep watching how the new technology can very easily kill the innocent kids and week people. Then the next will be you.
Every body with negative stance from today's crime, he will be partner in this crime, in front of history and humanity. Nobody will excuse the cowards or the scared. It is as Shakespeare said "TO BE OR NOT TO BE "
Faluja not expecting cry from us, Faluja need strong shriek.....to make all consciences wake up.

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戦場のタフブック

toughbookWiredNews- イラク駐留兵を支える技術サポート(上) - : Hotwired
に書かれた、戦場で使う頑丈なノートパソコンは、どう見てもパナソニックのタフブックです。
パナソニックのノートPCは、その頑丈さ故に戦争に使われているわけです。
メーカーサイトの「こんなシーンで活躍」というところにも、さすがに「戦場」の文字はありません。
こういう形で、武器輸出とはいえないけれど、戦争に活躍している日本製品は他にも沢山あるのでしょう。日本人として誇れる、気持ちの良い話しなのでしょうか。
以前エントリを上げた、お掃除ロボット「ルンバ」のメーカーiRobot社も、戦場で活躍するロボットを作っている会社です。Politics

多分米軍仕様なんてのがあると思いますが、米法人で作っていれば輸出ではないしねぇ。
パナソニックは戦争で儲けているという事が言えるのは確かでしょうけど、それがどうしたんだと言われればそれまでかもね。
そう言えば、知り合いが昔「あの」アムウェイの洗剤を販売するようになって、儲かるからやらないかと持ちかけてきました。
そして「戦場で血に汚れた服を綺麗にする時に使われた。それほど洗浄力があるんだよ…」などとのたまっていたことを思い出します。
私はぞっとしました。
感覚的について行けませんでした。
その辺が生き方の分かれ道なんでしょうね。

18:41 | TrackBack

2004年11月09日

ファルージャ虐殺に小泉賛成

YOMIURI ON-LINE / 政治ファルージャ総攻撃、首相「成功させなければ」 小泉首相は9日昼、米・イラク軍によるファルージャ総攻撃について「成功させなければならない。治安改善がイラク復興支援のかぎだ。まず治安を確保しないと、ますますテロリストグループは治安を混乱させようと動く」と首相官邸で記者団に述べた。
小泉は人殺し※とはっきり書いているブログもみられるようになりました。 こんなことは書きたくないのだが、私もそう思います。もう限界です。香田さんだけでは足らず、今度は自衛隊までも見殺し宣言。 ※第88代日本国総理大臣である首相小泉純一郎の事です(Thanks 山辺響さん)

この時点でべーカー駐日大使は自衛隊派遣延長の要望を出し、ここのところ危険な状態が続いて派遣見直し論が出ているのを牽制。「日本が世界の主要国として責任を果たす事を示す象徴である」と述べたそうです。
忠犬ポチの飼い主ブッシュが選挙活動中に、何度と無く日本を引き合いに出し、褒め上げたことと符合しています。
自衛隊がどういう復興支援をするは、もう問題ではなくなっている。象徴なのです。そしてそれを忠実に守って戦争容認してしまった史上最悪の首相がポチ。

ムスリム法学者協会が『米軍と一緒に戦うな』とイラク人部隊に警告。
自衛隊の安全を心から心配しているハッサン医師からの緊急メッセージ

13:29 | TrackBack

2004年11月10日

ザルカウィは逃亡?

ザルカウィは逃亡
最初からそんなことどうでもよかったんじゃないのか?
大量破壊兵器の時と同じく、またしても大義名分は無くなりました。
すでに多くの人が指摘しているように、これはもう血みどろの泥沼。大量殺戮以外の何ものでもありません。
ファルージャは連日連夜の爆撃や砲撃で、ほとんどの家は壊れ、死体があちらこちらに散乱し、地獄絵図になっているそうです。
綺麗な頃のファルージャ俯瞰写真をここで見ることが出来ます。(Radical Imaginationの高味様ありがとうございます)

金を湯水のようにつぎ込んでも武装解除など出来るはずもありません。
米軍は侵略に先立って「犠牲者の数は数えない」と表明したそうです。
英医学誌『ランセット』の論文「2003年のイラク侵略前後における死者数--集落抽出調査」では少なくとも10万人のイラク市民が犠牲になったという衝撃的な数字が出ています。
もしこの戦争に終わりがあるのなら、その時にどこまでこの恐ろしい実体が判明するのでしょう。
ホロコーストが現実に起こっていることだけは確かです。
ファルージャから脱出した武装勢力は戦火をイラク全土へ広げようとしています。
日米の、狂った為政者どもはどこに落としどころを見つけるのか何も決められないまま死体が増えていきます。

ブッシュ、小泉、又その政権を守る取り巻き閣僚連中は、ファルージャでバラバラになった死体や泣き叫ぶ子ども、その阿鼻叫喚を、行ってその目で見なさい。
報道映像ではなく、生のファルージャを直視してもなお、戦いが正当であると主張できるのなら少しは認めよう。
あなたがたは想像することを拒否して平和を唱えても何の意味も力も無い事を知らねばならないでしょう。

追記:ペンタゴンへの抗議をしました。
方法はここを参考に。
オンライン署名はこっち

15:41 | TrackBack

2004年11月17日

自衛隊撤退意見広告賛同者募集

自衛隊のイラク派遣の期限切れを目前にして、派遣延長に反対する有志の呼びかけで、昨日、「イラク意見広告の会」が発足。
呼びかけ人には、イラクから帰国された5人をサポートする会の世話人有志や高遠さんらが立ち上げられたイラク・ホープ・ネットに参加されたNGO関係の方々が参加。
この「イラク意見広告の会」は派遣の期限が切れる12月14日を前にして、11月下旬から12月上旬にかけて、大手紙に意見広告を出すため、本日(17日)から賛同募金を始めるとのことです。一口2000円で受付中。私も一口送金しました。

意見広告のための募金のお願い
【イラク意見広告の会】
http://www.ac-net.org/iik/
自衛隊のイラクからの撤退とイラク復興支援策の基本に戻っての再検討を求める意見広告

2004年11月18日

日本は、本当に平和憲法を捨てるのですか?

10分もあれば読めてしまう大変わかりやすい本。
「世界がもし100人の村だったら」の対訳者としても参加している、沖縄在住のC.ダグラス・ラミス著。

日本という国家の交戦権の元に殺された人は一人もいないのです。
殺すのをやめること。これこそ、九条が求めた事でした。
本書より
日本は、本当に平和憲法を捨てるのですか?今、なしくずし的に憲法が変えられようとしている事に対する強い危機感を表明し、「憲法は押しつけられたもの。だから意味があるのだ。元々政府の権利を制限する目的で制定された憲法は、これからの新しい100年間で世界が秩序を取り戻す事が出来る新しいアイデアのベースとなるはず。世界中の人が平和憲法を見直すのは今」…と説いています。
発想の転換で、目から鱗。

2004年12月06日

ロボット兵が来年から戦場へ

タロン こうなってくると、白兵戦という言い方も過去の遺物となりそうです。
これからはロボットVS人間の戦い。
「持てる国」は、全く相手に接する事無く、なまなましい血の臭いすら感じずに敵を掃討出来る時代がきてしまいました。「持たざる国」は機械を相手に戦をしなければなりません。
映画や小説の世界では、このような形態は近未来の戦争として幾度と無く書かれてきましたが、一挙に現実味を帯びてきます。更に人の命の重さが実感出来ない戦争ゲームになっていくことだけは確かですね。

最近目についたサイトです。
イラク戦争にアメリカが費やしている費用をはじき出してるサイト。
http://costofwar.com/

生々しいイラクの写真を届けてくれているブログ(要覚悟写真多数)
Iraq in Pictures
http://fallujahinpictures.com/

02:11 | TrackBack

2004年12月09日

サマワ詣で センセイたちの茶番

サマワ詣で センセイたちの茶番(東京新聞)  師走だからではないだろうが、センセイたちが突然、イラク・サマワ詣でに走った。この「安全宣言」で、政府は自衛隊の派遣延長を急きょ、一日繰り上げ九日の臨時閣議で決めるという。しかし、帰国後、「さわやか」と感想を漏らした防衛庁長官といい、悲壮な表情で飛行機に乗り込んだ自民、公明の幹事長といい、ここに来てのわずか数時間の訪問って、まさに「茶番」では。国民の半数以上が反対している延長だが、こんなことで決めていいの? --中略--  イラク特措法では「自衛隊を派遣する活動地域は、現に戦闘が行われておらず、かつ活動の期間中も戦闘行為が行われない地域」を防衛庁長官が判断することになっている。軍事評論家の神浦元彰氏は今回の駆け足視察について、「近い将来、戦闘が起きた場合に自分たちは最大限努力した、と正当化するためだけに行った。だから事前に大騒ぎしてから行くという非常識なやり方をとらざるを得なかった。セレモニーでもショーでもない。もっと悪質だ。自衛隊員の気持ちを考えていない」と批判する。
こんな視察なら行くだけ税金の無駄。 電話で聞けば十分じゃないですか?
長官:本当に安全かどうか、宿営地内だけでなく、自衛隊が復興支援している場所や市内のあちこちを見たいのだが。
隊長:それだけはおやめ下さい。いつ襲撃されてもおかしくないのです。長官の身に何かあったら私たちの責任です。
長官:バカモン!手近な所だけ短時間に視察する程度で、サマワが安全と国民が納得すると思うのか!君たちの命は私の判断にかかっておるのだ。全国民から、ワシが本当の状況をこの目で判断する付託をされておるのがわからんのか!そのくらいの危険は承知で来ておるのだ。
隊長:わかりました。長官の心意気に胸を打たれました。私の命に代えて、長官をお守りいたします。

なーんてストーリーは絶対無いよなぁ。国民も「ま、いっか」って納得しちゃうんだろうなぁ。
「講釈師、見てきたような嘘を言い」
誰の骨かわからないものを持たせて返す某国のお偉いさんとどこが違うのかな?

14:28 | TrackBack

2004年12月23日

子供は知らないうちに兵士になる訓練を受けている

私たちの年代は、DOSでぐりぐり動くフライトシミュレーターに興じた世代で、そのシステムは実際の訓練にも使われていたわけですが、リアル世界とバーチャル世界の見境は、戦争でも限りなく無くなりつつあるようです。

Wired News - 米軍実戦訓練シミュレーターは「軍事テーマパーク」 - : Hotwired
数百万ドルの開発資金が投じられたJFETSの誕生のきっかけは、1999年にまでさかのぼる。この年、米陸軍は初めて、教育者、ビデオゲーム・メーカー、エンターテインメント企業で構成されたコンソーシアム『クリエイティブ・テクノロジー研究所』(ICT)と手を組んだのだ。目的は、本質的に異なる分野の専門家たちの知識を結集し、実際の戦況をシミュレートする人工の環境を作ることだった。
---中略---
「イラクから戻ってきた兵士の多くが、このシステムはリアルすぎるほどだと言っている。ここにないのは臭いだけだ。その臭いも現在開発中だ」とブロー氏は語る。
確かにこの方法だと屋外の訓練に比べたら経費がかなり削減出来るでしょう。
今の技術をもってすれば、あたかも戦場にいるかのようなバーチャルな状況を作り出すことは難しくないでしょうね。

撃ち倒した相手が血を吹いて倒れる様子までバーチャルで体験しておけば、実戦でびびることもない。死体が転がっていても、ビデオゲームと同じだと思えば怖くない。
ゲームに強いものはよい兵士になる資格がある。さしずめ、ビデオゲームに興じる今の子どもたちはすべてよい兵士になる資格がある。

FULL SPECTRUM WARRIOR 日本語版このような戦争シミュレーションゲームですが、すでに一般に発売されたものもあるようです。
『フル・スペクトラム・ウォリアー』
ジョージア州フォートベニング基地の歩兵学校の訓練を元にしたプログラム(Xbox用)
子どもたちはこうやって知らないうちに訓練を受けている。

この完璧なゲームに欠けているものがあるとすれば、それは戦いの裏で苦しむ人々の人生。殺される無関係な市民の生活等々バックグラウンドで動いている全ての事象です。
これは決定的なバグなのかも。完璧なシミュレートゲームを作るなら、そのすべてを包含しなければならないでしょうけれど、バックグラウンドの一切が切り取られた世界です。
リアルとバーチャルの大きなギャップが、今問題となっている多数の兵士たちが精神の病に冒される原因の一つと考えられなくはないでしょうか。
いっそのことすべてバーチャル世界で戦争してくれればいいんですけどね。
首脳同士がビデオゲームの勝敗で決めちゃえば、誰も死なない。

2004年12月27日

戦争犯罪人ブッシュ

暗いニュースリンクさんによると、米ワシントンポストが、ブッシュ大統領の戦争犯罪を告発した社説を掲載(全文翻訳が読めます)。
米ワシントンポスト紙社説:ブッシュ政権は「戦争犯罪」を犯した
壊れる前に…さんには、米軍による拷問の新たな資料が見つかったという記事もありました。
記者がニュースソースの開示を拒否して逮捕されるという非常事態に直面している米国の報道機関ですが、踏ん張ってアメリカの自由というものを見せて欲しいところです。
記者魂はまだ消えていない米国に比べて、国内の大手紙は提灯記事ばかり。
この責任は重大です。戦争犯罪人のお先棒を担いでいるコイズミの責任を厳しく問う!なんてところなどどこにもありません。批判していても矛先のにぶい記事ばかり。

米大統領選ですが、不正が行われたという証拠が少しづつ明らかになっているようです。
電子投票のセキュリティの重大な欠陥が指摘されており、そのやり玉に挙がっているのはMSのビジオを使っているシステム(出たなMS、しかもビジオだなんて何てこと!)。
"米国選挙の監視役「ブラックボックス投票」副会長アンディ・スティーブンスン氏へのインタビュー
http://www.sharejapan.org/articles/2004/oct/beikoku.html
Wired News - 電子投票システムの舞台裏を究明する市民団体 - : Hotwired
"電子投票システムの舞台裏を究明する市民団体"
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/culture/story/20040629204.html
そもそも、電子投票システムは、ソースコードの完全公開、βテストでの徹底的なバグ出し、第三者機関によるあらゆる検証を保証するなどの徹底的な公開対策が取られない限り、簡便性、即時性だけを考えて安易に取り入れるべきではないでしょうね。OSにWindowsはやめた方がいい。何で皆そんなに信頼しちゃうわけ?
結果を好きなように変えちまおうという意図の元に導入するなら話しは別ですが(笑)。
中央サーバーに回線で繋ぐような方式では、いかにも侵入してくださいと言わんばかりです。
私のような素人でもそのくらいのことはわかりますがねぇ。

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2005年01月06日

下関「九条の会」発足

平和コンサートなど、公私ともにお世話になっている下田弁護士から電話。
この方はこの近郊で暴追運動の旗頭として活躍もされている、私の尊敬する方です。
下関でも「九条の会」を作ろうとの呼びかけでした。
もちろんです!と、二つ返事でOK。
夜になって、趣意書がFAXされてきました。
ある程度人数が集まったら、一度集まって話し合いましょうということになりました。
九条の会
九条の会は昨年六月、井上 ひさし(作家)、梅原 猛(哲学者)、大江 健三郎(作家)、奥平 康弘(憲法研究者)、小田 実(作家)、加藤 周一(評論家)、澤地 久枝(作家)、鶴見 俊輔(哲学者)、三木 睦子(国連婦人会)の9名が発起人となり、憲法九条を守るために発足した会です。


「九条の会」アピール
 日本国憲法は、いま、大きな試練にさらされています。
 ヒロシマ・ナガサキの原爆にいたる残虐な兵器によって、五千万を越える人命を奪った第二次世界大戦。この戦争から、世界の市民は、国際紛争の解決のためであっても、武力を使うことを選択肢にすべきではないという教訓を導きだしました。
 侵略戦争をしつづけることで、この戦争に多大な責任を負った日本は、戦争放棄と戦力を持たないことを規定した九条を含む憲法を制定し、こうした世界の市民の意思を実現しようと決心しました。
 しかるに憲法制定から半世紀以上を経たいま、九条を中心に日本国憲法を「改正」しようとする動きが、かつてない規模と強さで台頭しています。その意図は、日本を、アメリカに従って「戦争をする国」に変えるところにあります。そのために、集団的自衛権の容認、自衛隊の海外派兵と武力の行使など、憲法上の拘束を実際上破ってきています。また、非核三原則や武器輸出の禁止などの重要施策を無きものにしようとしています。そして、子どもたちを「戦争をする国」を担う者にするために、教育基本法をも変えようとしています。これは、日本国憲法が実現しようとしてきた、武力によらない紛争解決をめざす国の在り方を根本的に転換し、軍事優先の国家へ向かう道を歩むものです。私たちは、この転換を許すことはできません。
 アメリカのイラク攻撃と占領の泥沼状態は、紛争の武力による解決が、いかに非現実的であるかを、日々明らかにしています。なにより武力の行使は、その国と地域の民衆の生活と幸福を奪うことでしかありません。一九九〇年代以降の地域紛争への大国による軍事介入も、紛争の有効な解決にはつながりませんでした。だからこそ、東南アジアやヨーロッパ等では、紛争を、外交と話し合いによって解決するための、地域的枠組みを作る努力が強められています。
 二〇世紀の教訓をふまえ、二一世紀の進路が問われているいま、あらためて憲法九条を外交の基本にすえることの大切さがはっきりしてきています。相手国が歓迎しない自衛隊の派兵を「国際貢献」などと言うのは、思い上がりでしかありません。
 憲法九条に基づき、アジアをはじめとする諸国民との友好と協力関係を発展させ、アメリカとの軍事同盟だけを優先する外交を転換し、世界の歴史の流れに、自主性を発揮して現実的にかかわっていくことが求められています。憲法九条をもつこの国だからこそ、相手国の立場を尊重した、平和的外交と、経済、文化、科学技術などの面からの協力ができるのです。
 私たちは、平和を求める世界の市民と手をつなぐために、あらためて憲法九条を激動する世界に輝かせたいと考えます。そのためには、この国の主権者である国民一人ひとりが、九条を持つ日本国憲法を、自分のものとして選び直し、日々行使していくことが必要です。それは、国の未来の在り方に対する、主権者の責任です。日本と世界の平和な未来のために、日本国憲法を守るという一点で手をつなぎ、「改憲」のくわだてを阻むため、一人ひとりができる、あらゆる努力を、いますぐ始めることを訴えます。

2004年6月10日

井上 ひさし(作家)   梅原 猛(哲学者)   大江 健三郎(作家)
奥平 康弘(憲法研究者) 小田 実(作家)    加藤 周一(評論家)
澤地 久枝(作家)    鶴見 俊輔(哲学者)  三木 睦子(国連婦人会)

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2005年01月30日

NHKスペシャル「陸上自衛隊イラク派遣の一年」

NHKSpecialイラクではとうとう投票があったようですが、29日のNHKスペシャル「陸上自衛隊イラク派遣の一年」--昨日録画していたもの--を見ました。
第四時隊への取材を中心に、海外派兵という未体験ゾーンに否応なく歩を進めている自衛隊の現状をレポート。
米軍のイラク戦における「教訓」データベースにアクセス出来るようになり、密接に連携を始めている実態や、イラク国民(サマーワの人々)の人心掌握、日本国民の世論形成方法を研究する部署の紹介など、普段目にすることのない事象も取り上げていました。取り立てて驚くような内容は無く、まあ、さもありなんと言った感想。

少しだけ期待した、実際の支援の中身についての取材は皆無に近い状態でした。
何なのだ?これは。
番組中に「この流れは、すでに避けられない道で、仕方のないものだ」とする雰囲気が濃厚に感じられたのは私だけではないでしょう。
今のNHKではこんなものでしょうね。
「錬度が上がると共に、戦闘員としての本能が蘇ってくる」と語った、幕僚長の恐ろしげな言葉が印象的でした。(第四自隊最後の演習を視察して)

見た直後、TVの報道番組で、コイズミと菅の気持ちの悪い茶番劇を繰り返し放映していて、ああ、この低レベルな男が自衛隊の最高責任者なのだと暗澹たる思いに…

23:51 | TrackBack

2005年02月23日

平和活動でのHP運営

停戦委員会という平和活動のサイトがあります。
あえてリンクは張りません。
なさっていることは、とても重要なことで、私も心から賛同するのですが、サイト運営を見ると、いくつかの問題点があるように思います。
実は以前にも指摘したのですが、その後変化が見られなかったので、もう一度書き記しておきます。

たとえば、「アクション先リスト」というページの先には日本のリーダーに嘆願しよう! <議員リスト>というのがあって、議員さんのメールアドレス一覧が公開されています。
このアドレス自体は、恐らく議員自身が公開しているアドレスでしょうから、こういう形で一覧表にしてもかまわないのかもしれませんが、この一覧表は迷惑メール送信業者アドレス収集の餌食になっているはずで、ここに書かれたアドレスには恐らく連日迷惑メールが怒濤のように届いているはずです。
そうすると、そのアドレスは使いものにならなくなるので、議員さん達はアドレスを変更せざるを得なくなる。で、あっという間に便利だったはずの議員リストは使えなくなってしまうわけです。
これではせっかく作っても意味がありません。
少なくともパスワード制限をかけるなどの方法で、ロボットによるアドレス収集からは防御すべきだと思います。

また、同サイトには掲示板がありますが、その一部はエロサイトの宣伝などが消されずに残っていてゴミためのような状態になっており、管理のずさんさが感じられます。

又、トップのバナー広告には出会い系のサイトへのリンクまであります。

このような状態ですと、その活動そのものの信頼を全く失ってしまいます。
無料のページを利用している事からも、完全なボランティアであることはわかりますが、それは管理が出来ない事とは別です。
管理者のお一人は、現在体調を崩されているとかで、更新は止まったままになっているようです。

厳しい言い方かもしれませんが、こういう趣旨のサイトこそ、個人情報その他セキュリティのしっかりしたポリシーを持って運用していただきたいと思います。
それが出来なくなったら運用を続けるべきではありません。
意図はよくわかるだけに、大変残念です。
上記のサイトのことではありませんが、「私は良いことをしているのだから、このくらいは許されるのだ」という奢りが、いつのまにか自分を支配していないかどうか、常に冷静に考える必要があると思います。

20:22 | TrackBack

2005年03月01日

九条のための意見広告

下関九条の会(正式な立ち上げはまだ)も以下の呼びかけに賛同。
現在調整中ですが、アクションを共にするだろうと思います。

九条は日本とアジアの平和を創る
九条のための意見広告・CMを応援する「九条広告支援の会」設立にご協力を
九条を中心とした改憲の動きは急です。
世論の大半が九条擁護であるのに反し、国会では、民主党も含め九条改憲派が圧倒的多数です。改憲の前提となる国民投票法案も今国会にも提案されそうな雲行きです。もはや一刻の猶予もありません。
この状況を挽回するには思い切ったことをやらなければなりません。すでに全国に千を超える「九条の会」が結成されていますが、これが一般に広く知られるところまでなっていません。そこで、この宣伝も兼ねて、九条擁護と、これを世界平和に積極的に役立てることを訴える、次のような意見広告を提案いたします。

皆様の積極的なご賛同をお願いします。

       事務局長 豊島耕一(佐賀大学)

蛇足で申し訳ありませんが、以下の記事はなかなか面白いというか参考になります。
放送事業への外資導入の「首謀者」は、経団連だったとか、リーマン・ブラザーズが何をやってきたか等々、怪しさ満点。
ライブドア騒動は、ほりえもんの思惑とは別に、思わぬ展開と波乱を呼ぶのかも。

[JCJふらっしゅ]2005/02/28 634号
メディア買収騒動とイラク戦争支持・九条「改憲」派の関係をめぐって――バッシングの中で忘れ去られた事実
●堀 伸夫 ▽九条改憲支持の政財界人たちがライブドア叩き

03:23 | TrackBack

2005年03月14日

九条広告支援の会

日本中で動きが加速している9条の会ですが、意見広告の締め切りが24日に延びました。
私のつながりからは、「9条の会しものせき」、「9条の会やまぐち」の掲載をお願いしました。
私は代表者ではなく、一賛同者で、ワイフを「9条の会しものせき」の発起人に仕立てました。
サンクスマイワイフ。
ぐずぐずせずに早くカンパも送らなくっちゃ。

九条広告支援の会 - 市民有志が無形のマスメディアに
4月10日に全国紙に意見広告! (3月中の予定を遅らせませした)
各地の「九条の会」など,九条擁護の運動をされている団体の情報を掲載します.

18:48 | TrackBack

2005年03月27日

市長選挙

あっと思い出して日にちを見たら今日は市長選挙の投票日だった。
来週くらいだったかなぁと勝手に思っていたら今日だった。
盛り上がっていれば家族で話しも出るので、日にちを間違えないんだけど、ちっとも盛り上がっていないので忘れる所だった。慌てて行ってきました。
今回は3人立候補しているけど、入れたくなる人が誰もいなくなった。3人とも自民党に公認願いを出しているんだもの。
仕方がないので消去法。
当選して欲しくない人を選んで、残った人を書いた。
県議会議員補欠選も併せてあるんだけど、こっちはわからないので政党で選んだ。
市長選は下馬評通りだろうなぁ。
最近の選挙はいつも入れたくなるほどの人がいない。でも「選挙に行かない」もしくは「白紙」という選択肢は選びたくない。しらけつつも諦めたくはないという気分。

13:55 | TrackBack

2005年05月01日

九条の会山口発足

5月3日の憲法記念日にあわせて、「九条の会山口」が立ち上がります。
県内の文化人110人が賛同者として名を連ねていまして、私ども夫婦も入れていただいています。九条が改編される動きに対して反対するという一点でのみ繋がる緩やかなネットワーク。
「九条の会山口」スタートを伝える新聞記事の切り抜きはこちら
呼びかけ人代表は児童文学作家の那須正幹氏。
那須氏といえば、ズッコケ三人組の原作者で有名な方。

それいけズッコケ三人組
那須 正幹 前川 かずお
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「九条の会しものせき」のほうは、近々発起人会を開催して正式にスタートする予定になっています。
02:11 | TrackBack

2005年05月18日

九条の会しものせき呼びかけ人会開催

下関市内の施設で、九条の会しものせき初の呼びかけ人会が開催されました。
呼びかけ人として名を連ねた方々は本日付で63名。
そのうちの12名が集まりました。
「九条の会やまぐち」の那須正幹さんをお呼びしてお話をうかがったあと、会のあり方などについての話し合いがもたれました。
名称は「九条の会しものせき」に決定。
参加者それぞれが、九条への思いを発言しました。

いたってシンプルなお約束だけを決めてやっていくことになりました。

会のありかた
会員の思想、信条、信教の自由を相互に尊重すること。
会員は、組織・団体の構成員である場合であっても、その代表ではなく、個人としての参加であること。
平和は人類にとって普遍的価値をもつことを理解し、日本国憲法九条を守るという一点で手をつなぐこと。
5月23日に記者会見を予定。
終了後、場所を移して、お酒の好きな那須さんを囲んでの二次会が開かれ、参加出来なかった3名の方が駆けつけてくださいました。
山口県では熊毛、下松、防府、萩、宇部などで同様の動きがあるとのことです。
山口県内で他に同じような活動をご存じの方がおられましたらご一報下さい。

23:30 | TrackBack

2005年05月23日

平和コンサート会議と九条の会しものせき記者発表

昼に「九条の会しものせき」発足の記者会見があったのですが、失念して出席できませんでした。
A新聞地方欄に掲載された記事。夜は11回目となる下関平和コンサートの実行委員会が開かれました。こちらは忘れずに出席。

peace21(下関の平和イベント「平和のための戦争展・平和美術展・平和コンサート」共通サイト)のブログは他のメンバーでも更新出来るようになりました。たぶん。
今年の平和コンサートは参加者の一般公募をすることになったのが新機軸。
平和のメッセージを音楽で表現したい人は誰でも参加可能。一組10分程度で5組募集の予定。
デモテープを送っていただいて5組を選ぶことになりましたが、さてさてどのくらい応募があるでしょうか。楽しみです。

23:32 | TrackBack

2005年05月28日

第11回 下関平和コンサート参加者公募

人々の血が流される悲惨な戦争がいつまでも止みません。
音楽を通して平和を訴え続けてきた下関平和コンサートは今年で第11回を迎えます。
今年初めての試みとして一般公募による参加を呼びかけることになりました。
以下の要領で出演者を広く募集します。

●日時:8月28日(日)午後1時開演
●場所:下関市民会館中ホール
入場料:1000円(学生は無料)
収益金はイラク戦争の被害者救済募金となります。
●参加資格:
近郊の個人又はグループ

●募集数:5組
●演奏スタイル:
楽器演奏もしくは歌など(アコースティックなものに限ります)。
プロ・アマの別・音楽ジャンルは問いません。

◆申し込み方法詳細は以下のサイトをご覧下さい。申込書がダウンロード出来ます。
http://peace21.jp/

◆申し込み締め切り:6月末日必着
申し込み多数の場合は、平和コンサート実行委員会の協議で5組を決定いたします。
出演が決定した方には7月15日までにこちらからお電話で詳しいご連絡を差し上げます。
又、以下のサイトで発表いたします。
http://peace21.jp/
郵送・お問い合せ先:
〒752-0935
下関市長府松小田中町1-2
塩田勝規
TEL & FAX:0832-45-0208

【PEACE21主催の他のイベント】

第24回 「下関平和のための戦争展」
8/24(水) ~ 8/30(火)
会場:シーモール2階 サンパティオ
写真パネル展示・ビデオ上映

第15回 「下関平和美術展」

8/2(火) ~ 8/7(日)
会場:下関市立美術館
平和の心を作品に託すアンデパンダン展

主 催 ピース21下関実行委員会
事務局 下関市貴船町3-1-1中央ビル4F(中央法律事務所内)
電話番号 0832-32-7167

2005年05月29日

小泉靖国問題の身近な実害

関係者からの又聞きなのですが、下関市内のある学校が、下関と姉妹都市である大連市からのお客様を招いて演奏会を計画していたのだそうです。
ところが、小泉靖国問題の影響で、大連からのお客様のビザが発給されなくなったため(かんじんの音楽関係者以外の数名分しか出ないとか)、催し自体が出来なくなりそうになっているという事でした。

日本側が発給しないというのはいったいどういう事なのでしょうかねぇ?
私は関係者ではないので、実のところどうなのかはよくわかりませんが、影響が出ている事だけは確かなようです。
いつもとばっちりを食らうのは民間なんですよね。
陰でいやがらせでもしてるのかと勘ぐりたくなりますね。

それにしても安倍晋三にはあきれました。
参拝は首相の責務ってことは、彼にとって明らかに国家行事なのだという認識なのですね。
神道は宗教ではないというような話しは私にはナンセンス。
政治家として「靖国問題」を考える
内閣官房副長官 安倍晋三 × 衆議院議員・元郵政大臣 野田聖子

過去11代?に渡って、首相が表だった参拝をしなかった(橋本の1回その後中止を除く)わけと、それに対する中国の評価が、小泉になってあっさり覆ったわけですが、中国相手だと何故にそこまで強気になるのか。海底油田の問題にしても同様です。
嫌がっている相手に理解を求める行動を取るならまだしも、この時期にあのコメントではそういう配慮すらないように思います。
今中国が仲介してくれなければ、六カ国協議も北朝鮮ら致問題も進展しないということはわからないはずはないでしょうから、靖国問題で中国に強硬な立場を取るのは拉致被害者の方々にとっても不幸でしょう。拉致被害者家族から信頼されて名を上げた阿部さんじゃなかったっけ。
どういう深謀が働いているのかわかりませんね。もしかして何もない?
森岡政務官のA級戦犯はもう罪人ではないという発言と同レベルのただの愚かモノなのかも。
同じ山口県出身が恥ずかしくなります。三代目になるともうダメっぽいですね。
大元は大村益次郎か。
壊れる前に…さんのところに面白いflashがありました。

2005年06月22日

九条第一項「永久にこれを放棄する」

憲法九条第一項に「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」という言い回しがありますが、この永久という言葉について常々疑問がありました。

今改憲論者たちは「永久」の実体をどうにか変えようとしている訳ですが、じゃあ、「永久」って何だったんだよ!と思い切り突っ込みを入れたくなってしまいます。しかもそれが国の大元を決めている憲法ならなおさら思いを強くします。
一般的に永久というのは何があっても変えてはならない場合、又は変わらない場合に付ける言葉だと思っていました。

広辞苑では「いつまでも変わらずに続くこと」「ながく久しいこと」「長く続くこと」「永遠」となっていますので、必ずしも絶対に変わらないということではないとは思いますが、一般に永久機関などと使えば、未来永劫止まることはないという意味で使いますので、Eternityの意味もあると思います。Eternityを逆引きすると「永久」が2番目くらいに出てきます。
制定当時に、将来あるかもしれない改憲への抑止としてこの「永久」という文言をあえて採用したのかなぁと思ったりします。
当時は「そんなもんじゃ緩い!」っていうことで今と逆の改憲論すらあったと何かで読みました。どのような意図があって、又は意図は無かったのかもしれませんが、抜け道をあえてふさぐような「永久」という語句を九条では使用したのか、とても興味を覚えました。

そこで九条の会しものせきのメンバーで、憲法学が本職の方に聞いてみました。

この問題は「日本国憲法改正の限界の問題」としてこれまで論じられてきたものなんだそうです。
もし憲法改正権の上に、憲法制定権というものがあると仮定すれば、憲法制定権を構成する根本規範(96条の定めるところの)に反しない範囲でしか、憲法改正は出来ないということになり、その範囲を超えた改正を行おうとすれば、より上位の権力(制定権)をも否定することになるので、96条が縛りとなる。
もし上位の権力が無いと仮定するなら、改正権は万能で、それをどのように使ってもいいことになり、限界は無いということになる。

このあたりのころは、頭が悪いのでなかなか理解に苦しむところです。

ともかくも、改憲に限界あるとする限定説と、限界はないとする無限定説の間に議論が交わされて来たようですが、現在では限定説のほうを支持する研究者が多いとのことでした。

限定説では、どういった改憲は認められないとする説があるのかというと、
(A)基本的人権(11条「侵すことのできない永久の権利」)
(B)平和主義(9条)
(C)国民主権原理(前文、1条)
の3点がしばしば取り上げられている。

限定説では、憲法制定者が行使した権利(制定当時は確かにあった訳ですね)「制定権」を「改正権」(国会と国民の協同で行使される)の上位に置いていて、そうなると改正権は万能ではない。
制定権を持つ者が自己否定、自己矛盾するような権利を作ってそれを許すはずはないと考えるのが現在の法学世界の定説なのだそうです。
限定説のメリットとしては、「人々に役立つ規定」=「権力者にとっては鬱陶しい規定」が骨抜きにされないように、いくらかは防げるのではないかという視点もあるとのこと。
限定説には理屈上の整合性のみならず、効用もあるということなんですね。
まあ、私には話し半分くらいしか理解できませんでしたが、学問上も、何でもありの改憲に対しては批判的であるということがなんとなくわかりました。
それと、憲法制定者が敢えて九条に永久という言葉を用いた重みと願いを強く感じました。

教えてくださった憲法学者の先生が最後に書かれた言葉が印象的でした。
もし権力者にまどわされないしっかりした意見を持つ主権者が大半であれば、無限定説に立つ方がよりよい世の中を作れるかもしれない。
確かにその通りですね。

02:10 | TrackBack

2005年07月06日

適切に処理します

小泉になって、政治家の逃げ口上である「善処します」が「適切に処理します」に変わったのは、言葉の上ではちょっとだけ進歩なのかもしれないが、結局中身は同じで、さっぱりわけがわからん。
外交シーンにおいて、同時通訳者が日本の政治家の発言を海外の政治家にどのように翻訳するのかは大変重要な問題で、下手すると内容が誤って伝わってしまって外交問題ともなりかねない。
日本の政治家が言う「善処します」は、通訳者の世界では世界的にも有名な言葉らしく、「考慮するが、実行する約束は出来ない」というようなニュアンスで翻訳するようなことを以前聞いたことがある。つまり中身はなにもないってこと。
これに「適切に処理します」は「なにもしないこと」が新に加わるのでありましょうか。そうだとしたらひでー話しだな。
記者のインタビューに答えて「それは言わない方がいいでしょう」というお返事も多くなった。お出入り禁止を覚悟で「そこをなんとかお答え下さい!」と突っ込む記者が一人くらいいてもいいと思うのですが。
「わかりません」、「出来ません」のほうが良くも悪くもすっきりしておりますね。
あ、それから、「遺憾です」という言い方も、反省がちっとも感じられないので、あまりいい気はしませんね。
参考:
見直したい役所ことばと言い換え例(滋賀県)

12:39 | TrackBack

2005年07月17日

下関で平和を考える8月6日の集い(九条の会しものせき主催)

九条の会しものせき主催
下関で平和を考える
8月6日の集い
侵略戦争に対する強い反省から生まれた憲法九条。世界で頻発する戦争やテロを乗り越え、全ての人が平和に暮らすための筋道を示す憲法九条。世界に向けて誇ることの出来る憲法九条。
憲法九条の大切さをともに学び、九条を守る声を下関から全国へ、全世界へ、たからかにあげましょう。

とき:8月6日午後4時~6時
ところ:G-Space(下関市上田中町1-23-6 早鞆高校北校舎向かい・山の口バス停徒歩五分)
講演:木村裕章さん(東亜大学助教授)
「若者はアジアをどう見ているか」
前田博司さん(歴史研究家)
「韓釜連絡船から歴史をのぞく」
入場無料

お問い合わせは
「九条の会しものせき」
下田 0832-23-5322
永山 0832-57-5079

13:30 | TrackBack

2005年07月19日

ストーンウォーク下関到着

ストーンウォークジャパン2005 -STONE WALK JAPAN2005- ストーンウォークは、米国マサチューセッツ州で始まった草の根市民運動です。戦争で亡くなった全世界の市民を悼むために、第5回グローバルウォークが日本で行われます。長崎を7月2日に出発し、8月4日に広島をゴールとします。運んだ碑石は半永久的に広島に安置されることを切に願っています。
ストーンウオーク下関 北九州小倉よりフェリーにて下関到着。下関での受け入れは10フィート映画を上映する下関市民の会 簡単な歓迎セレモニーの後、途中の開閉橋が閉まる時間が迫っている為、すぐさま広島に向けて出発しました。 運転席、ハンドル付きの立派な台車は戦争で命を落とした無名の人々を弔う棺桶さながら。山口県内の日程はこちら

台車近くを通る際には、途中のみの参加、カンパ、差し入れなど、歓迎だと思われますよ。
酷暑の中のウォークは大変だと思いますが、無事に目的地広島へ到着されますようにお祈りいたします。又、このイベントを通じて、各地で平和の祈りが広がりを見せてくれるといいなと思います。
最新情報はストーンウォーク・ジャパン::ブログのほうに書かれているようです。
こちらは彦島フェリー乗り場に到着した時のビデオです。

2005年07月20日

ストーンウォーク下関2日目

ストーンウォーク下関2日目33度を超える暑さですが、皆頑張ってます!
私は写真を撮りに行って数百メートル一緒に歩いただけですけど。
「暑い!いっそ雨が欲しい!」と、アメリカから来た女性の方(名前がわからない)が天を仰いでおられましたが、まさにそんな暑さ。熱中症に気をつけましょう!
後方から医師(下関受け入れチームの責任者)の車が伴走していますので、その点は安心。
北九州のメーリングリストで紹介したら、それを見て本日飛び入り参加してくださった方がおられ、「塩田さんですよね?」と声をかけていただきました。うっす!感謝っす!
昨日と本日の写真集

15:54 | TrackBack

2005年08月10日

横光克彦の心変わり

衆院選は、郵政民営化を論点にしようとしている自民党と、もっとだいじなことがあるだろという民主党のガチンコ勝負。
でも論点が全くかみ合わないと、判断しにくい状況が生まれるでしょう。
しっかし、当選するためには、主義主張をかなぐり捨ててなりふり構わずの人が増えるかもですねぇ。

asahi.com: 社民・横光氏、離党の方針 民主公認、調整へ-
社民党の横光克彦国対委員長は8日、離党する方針を固めた。9日にも正式に表明する。横光氏は前回の衆院選で大分3区から立候補したが落選、比例区で復活当選を果たした。民主党は大分3区の公認立候補予定者を決めていないことから、今後、横光氏の公認も含めて調整するとみられる。

国会前のコメントではこんなこと書いているのに…
自分の発言に責任もなにも無いんだね。
仮にも副党首ですよ。いいのか?こんなんで。

今,日本の政治は二大政党へと流れが加速しています。しかし,自民党でも民主党でも「強い国」を目指す方向性,消費税アップ,平和憲法への対応などに大きな差はありません。
 私は,多様な民意を反映するためにも,社民党の一員として,市場は強く,大きいものが勝ち残ればよいという「構造改革」に対して,弱い立場,小さい立場を大事にし,平和,社会保障,雇用,政治倫理を強く訴えていきます。

2005年08月21日

高遠菜穂子講演会「命に国境はない」

高遠菜穂子近くの公民館であった講演会
憲法九条を考える特別講座「命に国境はない」
--高遠菜穂子さん イラクからの報告--
に行ってきました。主にイラクの人から託されたというビデオを使っての講演。
彼女が言うところの「報道の見えない壁の向う」で起きている事実を伝えるという事でしたが、無惨な遺体の映像の連続に目をそむける人も多かったようです。
全く報道では出てこない映像にショックを受けた人も多かったでしょう。ネットで結構ひどい映像も見慣れてはいるのですが、私も続けて画面を見ていられませんでした。
今度の平和コンサートで出た収益は、今年は彼女のプロジェクトに寄付することが決まっています。

18:05 | TrackBack

アニメ「桃太郎 海の神兵」

ケーブルテレビで昨夜遅くにやっていました。

演出・脚本:瀬尾光世
脚本:熊木喜一郎
1945年 松竹75分 モノクロ
戦時下、海軍省の後援を受け戦意高揚映画として製作された日本初の長編アニメーションで、スタッフ70名、製作費27万円(現在の費用にして約4億円)、製作日数1年2ヶ月をかけた超大作。桃太郎の童話をベースとして、桃太郎と家来を日本軍に、鬼を連合国軍にみたて、日本海軍の落下傘部隊の活躍を描いているが、戦闘場面は少なく叙情的な作品となっている。

上記ではヤワな解説になっていますが、内容は恐るべきものでした。日本の動画制作の総力を挙げて作ったとも言える作品。ディズニーも戦意高揚映画を作っていたことは知られていますが、日本のレベルも極めて高いものだったのですね。

桃太郎 海の神兵まずは、これだけのアニメが戦時中に作られた事への驚き。手塚治虫がこれを見てぶったまげたというのも頷けます。描写も細かく、キャラクタはデフォルメされているにもかかわらず、内容が実にリアルです。古関裕而が曲を付け、歌詞はサトーハチロー。画面とピッタリ合ったサウンドトラックもすごいです。イロハの歌が秀逸。

休暇を貰った海軍の犬、猿、キジが故郷に帰るシーン、猿の弟が、あこがれの兄の海軍帽で遊んでいる間に川に流され、皆で助けるシーンがプロローグとして描かれ、その後、桃太郎司令官の下、犬、猿、キジ、熊、ウサギの兵隊達が、96式陸攻で南の島に戻り(現地人たちも動物)、鬼ヶ島に見立てたアメリカに落下傘部隊として上陸し、無条件降伏を勝ち取るまでが描かれています。血なまぐさいシーンは無いものの、クライマックスは戦闘シーン。頭に角を生やした英語を話す鬼達が敵です。
これが当時の子どもたちをどのように変えていったのか、戦慄を覚えます。洗脳効果が想像出来る程すごい出来のアニメです。
探せばビデオもまだあるようなので、一度見られることをお勧めします。

2005年08月22日

PIKADONプロジェクトのグッズ到着

PIKADON GoodsCDブック「ふたつの黒い雨」他、パネルや写真ファイルなどいろいろ届きました。
中でもYes,Noカードは楽しそう。
キノコ雲の絵の下にNo、それを逆さにしたフラスコっぽいものはYesで、来場者はクレパスを使ってそれに自由に書き足していく。
花を咲かせてもいいし、星がとびだしてもかまわない。
このカードのおかげで楽しい参加型イベントになりそうです。
早速明後日からショッピングセンターで開かれる「平和のための戦争展」事務所に届けました。

23:50 | TrackBack

2005年08月28日

第11回下関平和コンサート

第11回下関平和コンサート第11回下関平和コンサート
下関市民会館中ホール 13時~
もう11回目。
私は初回から参加していますので、移り変わりには感慨深いものがあります。
今年は常連の参加者の他に、一般公募による参加者3組が出演しました。
大正琴アンサンブル"あかね"
光井章(ピアノ弾き語り)
Pizzy Puty(ギター弾き語り)
の3組。

そして、以前のエントリでご紹介したPIKADON PROJECTとのリンクで「ふたつの黒い雨」のアニメを上映。
ロビーでは、隣のショッピングセンター「シーモール」で30日まで展示を続けている「平和のための戦争展」より運んできた写真を一部展示。
PIKADON PROJECTのご紹介(写真とコンセプトパネル展示)、お客様が自由に平和の花を咲かせることが出来るYes、Noカードお絵かきコーナーの設置、CDブックやYes NoカードPIKADONグッズの販売などの目新しい試みを行い、おおむね好評だったようです。
これを単なるコンサート、イベントで独りよがりに終わらせてはならないでしょう。
この催しを通して、お客様や出演者の皆さんが平和を考えるきっかけを作る事が出来、少しづつでも今後に何かしら繋がっていくことを願って止みません。
戦後60年。とうとう、戦争、そして平和の意味を、すぐ身近なものとして真剣に考えなければならない時が来てしまいました。
イラクでは相変わらず毎日血が流れています。
国内では平和憲法が変えられようとし、世界中に軍隊を派遣出来るようになるかもしれないという今、演奏会なんてヤワな事で何が出来るのかというご意見もあるかもしれません。でも、小難しい理屈抜きにして、今心から平和を歌う事が、私たちに気持ちよく出来るアクションなんです。

2005年08月31日

「九条の会しものせき」呼びかけ人リスト

「九条の会しものせき」
2005年8月29日現在の呼びかけ人(86名)リスト

会のあり方(改)
1. 会員の思想・信条・信教の自由を相互に尊重すること。
2. 会員は、組織・団体の構成員であっても、その代表ではなく、個人としての参加であること。
3. 平和は、人類にとって普遍的価値を持つことを理解し、日本国憲法九条を守るという一点で手をつなぐこと。
4. 会則・会費は定めず、カンパによって運営すること。

そして今後
1. 呼びかけ人を増やし、名簿を更新する。
2. 賛同者を募る。
3. お互いの情報交換をする。
4. マスコミとの懇談をする。
5. 会の基本的なあり方を尊重しあえる団体・個人と連携をはかりながら勉強会などを催す。

暫定的ですが、私のブログが公式ページとなりますので、新カテゴリ9Jyoを作りました。

22:37 | TrackBack

2005年09月19日

民主党の前原党首

このたびの衆院選挙結果、何か書きたかったのですが、なかなかエントリを起こす気分になれなかったというのが本音。
うちの選挙区での選択肢は共産党しかありませんでしたしね。
前国対副委員長が覚醒剤で逮捕という民主党。あららら、そういう党なのねって感じ。
で、民主党の新党首、前原という人。どうしようもない人のようですね。
とりあえずリンクだけ張っておきます。
九条の会も活動を活発化しないといけないなぁ。
東京新聞(迷った末『超コイズミ』)
Dr Blueさん(民主党の党首の資質
共同通信(集団的自衛権を限定容認 前原氏、憲法9条改正で
日本共産党(自公、民主議員らの「安保議員協議会」
しんぶん赤旗(民主党新代表前原氏 九条二項の削除明言
シバレイのblog(戦える民主党~亡国のマエバラ~

護憲では一応評価していた社民党ですが、年金問題でみそを付けてしまい、秘書給与問題とか今回の選挙で公民権停止されている人を候補者にあげていたり…
こういうのが、じわじわ評価を下げてしまうんですよねぇ。
民主党の覚醒剤所持などもってのほか。
こういう輩の首をいくら切っても駄目。犯罪者が党員にいたわけですから、ひどい話しです。
山ほど新人議員が誕生した自民党も、よほどしっかり教育しておかないと、へんてこりんな議員がぼろぼろ出てくることになりかねませんね。公募して比例区に搭載した人たち、たいした事前調査はしていないんでしょうから。
議員の資質は下がる一方です。だからコイズミは目立つという筋書きだったんだろうけど、もう通用しないと思いたい。

2005年11月07日

改革ファシズムを止めるブロガー同盟

私のアンチコイズミ度は、記者会見で喋っているのを見るだけでも嫌悪感を催すほどになっていて、すでに生理的に受け付けない状態にまで達しつつあるようです。
彼の政治力が他に類を見ないレベルであることも嫌気が差す原因の一つです。
8月6日

その小泉さん、郵政民営化を餌にして、最初から解散総選挙、自民党解体を狙っていたとしたらどうなんだろう。その先をどう読めばいいのかわからんけど。

と書きましたが、その疑心が当たっていました。

この8月はじめの時点で総選挙後の今の体制を予見した人がどのくらいいるでしょうか。
大勝した後もう一度郵政民営化を国会にかけて、今度は通すだろうなどというところまで予測した人はほとんどいなかった。仮にいたとしても注目される事は無かったでしょう。それが今この状態になっちゃいました。
今コイズミの変わりにこの人ならばというまともな政治家がどこを探しても誰もいない状態なわけでして、これでははけ口というか出口無し状態です。
外から攻めるより中から崩す方がどれだけ効率が良く簡単なことか、私自身よくわかっているつもりなので、やってる中身を一切無視して、そのやり口だけ論じれば、コイズミの取った手法は最もいいやり方だと思います。無論、かなりのハイリスクでしょうが、それは覚悟の上でしょう。
自分のなかで大嫌いなコイズミを評価せざるを得ない部分があるのも気分が悪くなる原因なんです。
STOP THE KOIZUMISTOP THE KOIZUMI - 改革ファシズムを止めるブロガー同盟
というのが出来ています。これは注目に値する動きだと思います。
緩い同盟ということで、コンセプトも理解出来るので連なっても良さそうにも思いましたが、やはり止めておくことにしました。
意図にはかなりの部分で賛同出来ますが、なんかこういうのって体質的に好きになれないんです。
じゃあおまえ、九条の会に入っているじゃないか。それははどうなんだよと言われたら反論できませんけど。
地元の九条の会は、自民党も民主党も共産党の人もいて、顔が見える人同士の連帯なので、ブロガー同盟とはちょと違うってことで勘弁してください。
天木さんの、体制にたてつくにはそれだけの覚悟が必要というのは説得力がありますので、バナーを掲げて弾圧されるのにビビッてるのかもしれません。

2005年11月15日

憲法講演会で演奏

kenpo_con.jpg前出の憲法講演会がありました。
講演後15分程度の演奏だったので、講演中は控え室で指ならし。
で、肝心の講演は聞けませんでした。
ビデオを撮っているので、あとでゆっくり見ることにします。
最後に質疑応答の時間があり、講師の永山先生のお答えをうかがいましたが、すっきり明快で、切れる人だなとあらためて感心。
ちょっと気になったこと。会場は護憲派ばかりだったこと。
こういう席でこそ改憲派の意見も聞きたかったなと思います。

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2006年03月14日

地下核実験の映像

YouTubeで見つけた地下核実験の映像。米国がアリューシャン列島、アムチトカ島で1971年に行なったもののようで、史上最大の実験。
地表が盛り上がって波打っています。こんなことを繰り返していたのですね。
聞くと見るでは大違いだな。
この実験に反対するために出来た組織が後にグリーンピースになるという後日談があります。

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